熊本城 崩落した石垣の撤去作業始まる
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熊本地震で大きな被害を受けた熊本城で、崩落した石垣を撤去する作業が7日から本格的に始まりました。熊本市は石を撤去したあと修復に取りかかることにしています。
作業が始まったのは、熊本城の東側にある高さ10メートルほどの石垣で、幅数十メートルにわたって崩れています。石垣の下にある駐車場には幅50センチほどもある石が散乱していて、作業では今後の積み直しに備え、熊本市の職員などが一つ一つに白いペンキで番号を記したあと建設用の大型機械を使ってトラックに積み込み、移動させていました。
熊本城の石垣はおよそ50か所で崩落が確認されているほか、揺れで緩んだ箇所もあり、石垣全体の3割にあたる2万3600平方メートルで積み直しが必要とされています。熊本市はこのほかの地点でも順次、崩れた石を撤去し、その後、修復に取りかかることにしていて、今後、被害の詳しい調査を進め費用を算定することにしています。
熊本市熊本城総合事務所の梅田雄介所長補佐は、「きょうが修復に向けた第一歩になるが、崩落した石を撤去するだけで少なくとも2か月はかかる」と話しています。
熊本城の石垣はおよそ50か所で崩落が確認されているほか、揺れで緩んだ箇所もあり、石垣全体の3割にあたる2万3600平方メートルで積み直しが必要とされています。熊本市はこのほかの地点でも順次、崩れた石を撤去し、その後、修復に取りかかることにしていて、今後、被害の詳しい調査を進め費用を算定することにしています。
熊本市熊本城総合事務所の梅田雄介所長補佐は、「きょうが修復に向けた第一歩になるが、崩落した石を撤去するだけで少なくとも2か月はかかる」と話しています。