ども!キヨスイです。
精神障害を持つ彼女ができたので、勉強がてら本を読んでいます。さっそくいい本に出会えました。
今回はそちらに触れてみようと。
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薬なし、自分で治すパニック障害
この本です。
この本はこんな人にオススメです。
- パニック障害を知らない。
- 名前は聞いたことある。
- これから勉強したい。
要するに超初心者向けの本です。
『パニック障害がどういったものなのか?』
『どうしたらパニック障害になってしまうのか?』
『どんな人がなりやすいのか?』
『なぜパニック障害が起きているのか?』
『薬を使わずに治すにはどうするのか?』
とこんなことが書かれています。本に書かれている内容をすべて実践しようとするとめちゃくちゃ大変です。なので自分が出来そうなことや支える側として一緒に出来そうなことを何個かピックアップすることをオススメします。
パニック障害とは
パニック障害ってどんな病気が簡単に説明を(自分にインプットするためにも...)
パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。
この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
一例を書いておきます。
極度のストレスを感じることで、突然心臓が早鐘のように打つ動機に襲われたりします。そして、「死ぬんじゃないか?」という恐怖が来て立っていられなくなります。その後、心臓の検査をしても心臓には異常なし。
こんなケースはパニック障害の代表的な例です。
極度のストレスとは
『仕事が多忙』
『終電で帰れない』
『残業が多い』
『リストラされるかも』
『親が年をとり病気になる』
などが重なると、急激なストレスを感じますよね。なので要因はひとつじゃないみたいなんです。日々の積み重ねが影響します。
要は身体的には異常がないのに、身体に異常が出てしまう状態です。
パニック障害の治療法
パニック障害の治療方法は一般的に『薬物療法』と『心理療法』です。
薬物療法は『抗うつ薬』と『抗不安薬』がメインですね。僕の彼女は、デパスを今飲んでいるので、抗不安薬を服用中。
もう一つが心理療法。こちらは薬には頼らない療法です。代表的なのが『認知行動療法』こちらは、不安や恐怖を引き起こしやすい誤った考え方を修正する療法。
例えば「あそこに行くと発作が起きる」とか頭にあった場合、たまたまそこで発作が起きただけでストレスが極度に高まったのが原因だから場所は関係ないはず。こういった誤った認識を少しづつ治していくのが『認知行動療法』
今の日本ではこの二つの療法が主流だそうです。でも割合的には圧倒的に薬物療法が多いらしい。
僕の印象だと薬物療法は即効性はありますが、その場しのぎなイメージですね。しかも副作用もあるのでデメリットもつきまとう...その場しのぎで病気の完治までの距離を遠くしているんじゃないか?と考えています。
とは言っても病状が悪化しすぎたら、どうしたって薬に頼らなければいけないですよね。薬を使った時に同時に他の療法も並行してやっていくことが大事だと思うんですよ。はい。。
最終的には薬という呪縛から解放されるのが人間として一番の健康ですから。だから療法も色々あるので、バランスをとって治療していくのが大切なんだなとこの本で学びました。
この2つ以外の治療法
この本では、薬物療法と心理療法以外の治療法が書いてありました。
そちらの中から、今実践している&これから彼女と実践できたらいいなってものをいくつかピックアップしようかと。
生活リズムを安定させる
まず自律神経を安定させる必要があります。これ基本ですね。自律神経を安定させるには生活リズムがめちゃくちゃ重要。
食事、睡眠、入浴、仕事、運動を一定のリズムで毎日過ごすこと。パニック障害の人以外でも重要ですね。
仕事が忙しい人は土日に寝溜めとかダメですよ。いつもより1時間から2時間長く睡眠を取る程度にしましょう。
入浴は就寝の3時間前くらいに済ませましょう。そうすると体温が下がり始めて、ちょうど眠くなってくるそうです。
仕事もメリハリが大事と書いてありました。24時間365日張り詰めっぱなしだと身体が参っちゃいます。
週2回は運動をしましょう。運動している時にパニック障害のことを忘れられたら最高ですね。運動することで睡眠にも入りやすくなり、いい効果がでます。
ツボを刺激する
症状によって効くツボがあるそうです。『薬なし、自分で治すパニック障害 』に画像付きで説明してあります。(転載不可のため本読んで下さい。)
ツボの刺激の仕方は基本押すという動作でいいみたいです。
- 心臓がドキドキ、めまいがしたら『内関』を押す。
- イライラ、漠然と不安な時は『労宮』を押す。
- そわそわする、緊張感が取れない時は『巨けつ』を押す。
- めまい、立ちくらみ、耳鳴りがする時は『神庭』を押す。
とまだまだ書いてありましたが、この記事ではここまで!すみませんね(笑)
茶を飲む
食事もやっぱり影響あるようです。まぁ当たり前ですよね。人間って食べて生きているんですから。
茶って「心」の熱を冷ます効果があるみたいで、不安、落ち着かない、むくみがある時は適しているそうです。
茶を飲むって簡単なので実践中です。他にもこんな食べ物が良いという内容がこの本には書いてありました。すべては無理そうですが、いくつか実践してみるといいかも。
身体の緊張をほぐす
パニック障害の人って過緊張によって全身の筋肉が緊張しているそうですね。僕の彼女もよく肩が凝る、腰が痛いなど言っています。僕より全然若いんですけどね。
というわけで、身体の緊張をほぐす体操的なものが書かれていました。これも画像付きで説明されています。なので転載できませんが。。
ヨガなんかより簡単でいつでもどこでもできる体操でした。右手をギューっと3秒握ってからスッと離して4秒呼吸するみたいな感じです。
座ってても立っていてもできる体操なのでかなり簡単ですね。毎日習慣的に実践できるように今後していきたいですね。
まとめ
今回書いたもの以外にもこの本にはいっぱい治療法が書かれていました。全部は無理(笑)逆に全部やったら忙しくなる。そして悪化するよね。
僕がピックアップしたものはごく一部ですね。より簡単で悪影響の無さそうなものから実践してみてます。
この本を全面的に信用は危ないですからね。いきなり漢方薬とか手出すとヤバそうだし。それに簡単なものからやっていくことが重要かと。
パニック障害にゆかりのある人はこの本手にしてみてください。
でわ!
おまけ
発作が起きそうな予感がしたとき、ペパーミント系のタブレット菓子を食べることで、パニック発作を防止できることがあるそうです。僕の彼女は少しスッキリして安心すると言ってました。ミンティア、フリスクとか。