米軍属の男を再逮捕へ 沖縄の女性殺害の疑い6月7日 12時03分

k10010548611_201606071216_201606071217.mp4

沖縄のアメリカ軍の軍属の男が、女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件で、警察は、勾留期限の９日にも女性を殺害した疑いで男を再逮捕する方針です。

アメリカ海兵隊の元隊員で嘉手納基地で働く軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者（３２）は、沖縄県恩納村の雑木林に２０歳の会社員の女性の遺体を遺棄したとして先月１９日に逮捕されました。
警察によりますと、シンザト容疑者は、当初の調べに対し、「女性の首を絞めナイフで刺した」などと供述していましたが、その後、事件については話をしていないということです。
これまでの捜査で、シンザト容疑者の車から女性の血痕が検出されたほか、この車が防犯カメラに写っていたうるま市の工業団地の周辺で女性の自宅の鍵などが見つかったということです。
こうした状況や逮捕当初の供述などから、警察は勾留期限の９日にも、女性を殺害した疑いでシンザト容疑者を再逮捕する方針です。また、当初の調べに対して、乱暴するために女性を襲ったという内容の供述をしていたことから、警察は引き続き捜査を進めています。