甘利氏 政治活動再開 野党側 追及強める構え
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政治とカネを巡る問題で閣僚を辞任した、甘利前経済再生担当大臣が6日に政治活動を再開したことを受け、野党側は、証人喚問を求めるなど参議院選挙に向けて追及を強める構えです。
甘利前経済再生担当大臣は、みずからの事務所がUR・都市再生機構と補償交渉をしていた建設会社側から現金を受け取っていた問題で、ことし1月末に閣僚を辞任し、それ以降、睡眠障害で静養が必要だとして国会を欠席していました。
甘利氏は、体調が回復したとして6日から政治活動を再開し、事実関係の調査を再開するとしたうえで、「弁護士と相談して適切な時期に約束どおり説明させてもらいたい」と述べました。
これについて、民進党の岡田代表は「国会の閉会を見計らったように出てきて、記者会見というのは納得できない。参議院選挙前にしっかりと説明責任を果たしてもらいたい」と述べたほか、共産党の小池書記局長は「今までの4か月間、調査をしていなかったのかという話で、あまりに国会と国民を愚弄していると言わざるをえない」と述べるなど、甘利氏の姿勢を批判しました。
また、民進党は6日に甘利氏を巡る問題を調査するチームの会合を開き、自民党に対し、予算委員会を開いて甘利氏の証人喚問を行うよう求めており、野党側は、参議院選挙に向けて追及を強める構えです。
甘利氏は、体調が回復したとして6日から政治活動を再開し、事実関係の調査を再開するとしたうえで、「弁護士と相談して適切な時期に約束どおり説明させてもらいたい」と述べました。
これについて、民進党の岡田代表は「国会の閉会を見計らったように出てきて、記者会見というのは納得できない。参議院選挙前にしっかりと説明責任を果たしてもらいたい」と述べたほか、共産党の小池書記局長は「今までの4か月間、調査をしていなかったのかという話で、あまりに国会と国民を愚弄していると言わざるをえない」と述べるなど、甘利氏の姿勢を批判しました。
また、民進党は6日に甘利氏を巡る問題を調査するチームの会合を開き、自民党に対し、予算委員会を開いて甘利氏の証人喚問を行うよう求めており、野党側は、参議院選挙に向けて追及を強める構えです。