お釣りの計算できる!?「西洋式」に「インド式」…こうやって暗算すると早いのだ!
2016.05.23
人は時として、何の意味もない、何の対価も得られない勝負をすることがあるのです。
例えば、コンビニの会計時、自分とレジ機の密かな戦い。
合計金額が数百円となり、お財布から千円札を出す――この瞬間、勝負スタート!
店員さんが千円札を受け取り、レジに金額を入力してお釣り額が表示されるまでのわずかな時間で、レジ機よりも早く頭の中でお釣り額を算出する!
それはわずか数秒の戦い。誰も知らない、自分しか知らない戦い。
けれどその不毛な戦いに、時として人はほんのりプライドを賭けたりするし、もしレジ機に先を越されて負けた場合は軽く傷ついたりもするのです!!
…とまぁ、こんなしょうもない戦いを頭の中で繰り広げている人は少数派だとは思いますが(笑)、算数のちょっとした応用ができればお釣りの額を瞬時に割り出すのは造作もないことだったりするんですよね。
そこで今回は、
≪767円のお会計時に千円札を出した場合≫
を例に、お釣りの計算が楽になる方法を3種類ご紹介します!
足し算や分解…3つの計算方法を伝授!
【日本式応用編】「引き算」
計算式は「1000円-767円」。
先に答えを言うと、お釣りは233円となります。
一般的に小学校で習う方法で計算すると、
1の位:10-7=3 →10の位が1繰り下がる
10の位:(10-1)-6=3 →100の位が1繰り下がる
100の位:(10−1)-7=2
と1の位から順に計算していきます。いちいち繰り下がるかどうか確認しなければならないので面倒ですよね。
そこで試してほしいのが、あらかじめ1の位以外を1繰り下げておくやり方。この方法なら100の位から計算しても楽チンです!実際に計算してみると、
100の位:9-7=2
10の位:9-6=3
1の位:10-7=3
となり、233円になるというわけです。
結局やっていることは前の方法と変わらないんですが、あらかじめ繰り下げておくことで繰り下げを意識せず計算することができるんです!
【西洋式】「足し算」
お釣りの計算をする時、日本人の多くは無意識に引き算で計算していますよね。ですが、西洋ではこの計算を足し算で行うそうなんです!今回の場合だと767円にいくら足すと1000円になるか、ですね。
具体的に説明すると、まず1の位が7なので、3を足して770円にします。次に、10の位が7なので3を足して800円に。最後は100の位8に2を足して1000円にします。出てきた数字を全部足すと、200+30+3で233円になるというわけです。
また、100の位から計算する場合は、767円に100を2回足して967円にしてから、10を3回足して997円にしたあと、3を足して1000円にする、と言った流れです。
この方法、日本人からすると計算しにくいと思うかもしれませんが、おつりの枚数を計算しやすい方法でもあるんですよ!例えば、500円のお釣りが欲しい場合は、1000円払った時のお釣りにいくら足せば500円になるかを考えて、その分余計に払えばぴったりの金額になります。
今回だと、1000円払った時のお釣りが233円なので、267円足して1267円払えば500円のお釣りが返ってきます。もちろん50円や100円が欲しい時でも、逆にじゃらじゃら小銭が欲しい時でも、この方法なら自由自在に調節できるんです!
【インド式】「分解」
世界のIT産業を支えるインド人は2桁、3桁同士の計算を暗算でできると言われていますが、それを可能にしているのがインド式計算というテクニックです。この方法は片方もしくは両方の数字を分解してから計算するやり方。
例えばインド式計算で今回のお釣りを計算すると、まずは767という数字を計算しやすいように、(800-33)か(700+67)という2つの数字に分けて分解しておきます。
その後、前者なら、
1000-(800-33)=1000-800+33=200+33=233
という順で計算します。
一方、後者なら、
1000-(700+67)=1000-700-67=300-67=233
という流れです。
カッコを外す時に符号が反対になるというのは中学校で習う内容なので少し難しいと思うかもしれませんが、慣れてしまえば大きな数字の計算も楽になりますよ!
お釣りでちょっとした爽快感GET♪
いかがでしたか?
人によって足し算がやりやすかったり、引き算の方がやりやすかったりするので、自分のやりやすい計算方はどれなのか考えて、次に買い物に行く時に“自分とレジ機の密かな戦い”に挑んでみてはいかがでしょうか♪
また、子どもとお買い物に行った際には、どちらが早く計算できるか勝負してみるのもいいかもしれませんね!
ちなみに、お釣りの額がキリのいい数字だったり、少ない小銭で返ってくると、ちょっと嬉しくなりますよね。
もちろん、硬貨1枚で返ってくるのが一番気持ちいいですけど、お財布の中にそうなるようにちょうどいい小銭がない場合だってあります。
そんな場合、紹介した計算方法などを使うと、例えば今回例に挙げたお会計金額767円に対して、1272円を出すといいんじゃないかと気付けるわけです。
767円に対して1272円。
一見すると「?」な数字ですが、お釣りを計算するとその答えは505円!
つまり500円玉1枚と5円玉1枚という、たった2枚のお釣りであざやかに返ってくるのです♪お財布の中がすっきりして気持ちいいんですよね♪
たまにお金を受け取った店員さんが「何でこんな中途半端な金額を出すんだろう?」と心の中で思いながら怪訝な顔をしますが、レジに金額を打つとたちまち「なるほどな!」という顔になるので、「やったぜ!」という密かな快感も得られることもありますよ(笑)。