メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

地震対応の50代の阿蘇市職員が自殺

 熊本地震の対応に当たっていた熊本県阿蘇市の50代の男性職員が5月下旬に自宅の敷地で自殺していたことが4日、関係者への取材で分かった。熊本地震の対応をしていた自治体職員の自殺が明らかになったのは初めて。

     関係者によると、職員は4月16日の本震後から地震の対応に当たり、5月下旬に亡くなっているのを家族が見つけた。状況から自殺と判断された。遺書は見つかっていない。

     市は「職員が死亡した事実はあるが、遺族の意向もあって勤務状況などは明らかにできない」と話した。

     市は今回の事態を受け、全職員の地震後の勤務状況の把握など労務管理を徹底するよう管理職に呼びかけた。さらに死亡した職員の地震後の勤務状況に問題がなかったかを検証する。【野呂賢治】

     ◆相談窓口

    相談窓口 〜 一人で悩むより、まず相談を。〜

     http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html

    こころの健康相談統一ダイヤル

     0570-064-556=相談対応曜日・時間は都道府県によって異なる

    自殺予防いのちの電話

     0120-738-556=毎月10日(午前8時か〜11日午前8時)にフリーダイヤルの電話相談。全国のいのちの電話はこちら(http://www.find-j.jp/zenkoku.html)

    東京自殺防止センター(NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター)

     03-5286-9090=年中無休、午後8時〜午前6時(毎週火曜日は午後5時〜午前6時)

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 小2保護 低栄養状態、病院で手当て 数日入院も
    2. 乳児遺体 女性「25年前産んだ赤ちゃん」 東京・豊島
    3. チェルノブイリ原発事故 国が健康調査公表せず
    4. 小2保護 父「ごめんな」 小学校安堵「よく頑張った」
    5. セクハラ 女子学生と13泊の准教授を停職処分 弘前大

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]