※スマホから見れない動画が多いため、パソコンからの視聴をおすすめします。
何かと賛否両論なFF12です。
主人公が空気だったり、妙にプレイヤーに解釈を任せる描写が多かったりと、確かにツッコミどころは多いように思えます。
ただ、それらを補って余りある音楽の素晴らしさがあります!そんなファイナルファンタジー12の名曲を紹介していきます!
目次
超ざっくりストーリー紹介
1、帝国が核兵器のようなヤバい力(破魔石)を持っててヤバい!
2、王国復興という口実で、お父さんと旦那を殺した帝国をぶっ潰したい王国の王女。しかし、武力も戦力も足りない。ここはやはりヤバい力(破魔石)が必要だ!
3、でもヤバい力を倒すために、ヤバい力を手にして使うってどうなの?ミイラ取りがミイラじゃん?と身内から疑問を投げかけられ悩む王女。
4、悩んでいる最中に、帝国が反帝国組織(解放軍)に戦を起こさせる。仕掛けて来たのはあっちだから、ヤバい力使うのもやむ無しよね?だって向こうが悪いんだから。理論発動で、反帝国組織を支える別の大国もろとも吹っ飛ばす計画。
5、悩んでる場合じゃないや。やっぱりヤバい力を根本的に取り除いて平和な世界をつくるんだー!と敵の大将のところへ直接乗り込んで、打ち倒す。
6、平和な世界になりましたとさ。
もっと、詳しく知りたい方は、こちらのサイトを一読願います。
超ざっくり登場人物紹介
アーシェ・バナルガン・ダルマスカ
本作のヒロイン。守られる対象というよりは、武人のイメージが強いです。
ダルマスカ王国の王女にして、覇王レイスウォールの末裔。
口癖は「力が足りない」。
バッシュ・フォン・ローゼンバーグ
36歳のダルマスカ王国の元将軍。
国王暗殺の濡れ衣を着せられたまま、結局世間に対して誤解が解けることのなかった悲しき忠人。
誰かにお仕えするのが好きな人です。
バルフレア
本作の主人公。飛空艇シュトラールに乗って空を駆ける空賊。
セリフ回しや、しぐさがいちいちカッコいい。さすが主人公です。
フラン
バルフレアの相棒。ハン・ソロに対してチューバッカ、フロドに対してサム的なポジション。
ヴィエラ族という特殊な種族の出で、妖艶な雰囲気と時折本質的な発言をする、妙に際立った存在です。
拘束されるのは嫌いとのこと。
パンネロ
ヴァンのガールフレンド。賑やかし要員その2。
ここまでがパーティキャラです。
ここからは主要な登場人物紹介です。
ハルム・オンドール4世
空中都市ビュエルバを統治する元首。帝国と何とか協調関係を保ちつつ、裏では反帝国組織を編成する策略家。
物語の要所要所で、彼による回顧録が挟まれる。
ヴェイン・カルダス・ソリドール
本作のラスボス。アルケイディア帝国皇帝の息子。皇帝を暗殺し、帝国の実権を握る。
目的達成のためなら、手段を選ばない的な典型的な悪役キャラ。頭がキレるし、カリスマ性もあって人望はある。
ラーサー・ファルナス・ソリドール
ヴェインの弟。12歳。真っ直ぐな性格の良い子です。
12歳とは思えないキレのある返し、行動力には舌を巻きます。
ジャッジ・ガブラス
バッシュの双子の弟。ダルマスカ国王暗殺の濡れ衣を着せた張本人。
ラーサーのことが大好き。
ドクター・シド
マッドサイエンティスト。人造破魔石という核爆弾みたいな大量破壊兵器の製造に成功する。
人工破魔石を自分の身体に埋め込むことで、強大なパワーを発揮することが出来るが、使用者の末路は推して知るべし。
バルフレアのお父さん。
アルシド・マルガラス
西の大国・ロザリア皇帝の一族。アナゴさんの中の人が声を担当したことで、動きや喋りが非常に独特になっています。
ロザリアとアルケイディアの戦争回避のため、裏工作を実行する。詳細は全く描かれていないが、重要な仕事を果たした人物。
FF12をいろどる名曲たち
FINAL FANTASY ~FFXIIバージョン~
Final Fantasy XII - Final Fantasy FFXII Version - YouTube
オープニングで流れる、いわゆるメインテーマです。
壮大なオーケストラアレンジがめちゃくちゃカッコいい!!
それ以上に、ストーリーの要所要所で挟まれる空中都市ビュエルバを治めるハルム・オンドール卿の回顧録で流れる本曲がテンション上がります。
ボス戦
Final Fantasy XII - Boss Battle - YouTube
FF12では戦闘形式がシームレスとなり、MMORPGのように移動と戦闘がセットになっています。
そのため、通常戦闘曲が存在せず、ボス戦で戦闘BGMが変わるようになっています。
こちらは通常ボス戦曲ですが、静かな出だしから後半にかけての盛り上がりがカッコいいです!
王都ラバナスタ
Final Fantasy XII - Royal Capital Rabanastre-City Upper Ground - YouTube
さわやかな雰囲気の曲ですが、中盤にかけての盛り上がりは一級品です。
こういう吹奏楽ベースの曲が、FF12のBGMの大半を占めます。
オーケストラの音楽が好きな人には、終始たまらないことでしょう。
パンネロのテーマ
Final Fantasy XII - Penelo's Theme - YouTube
ヴァンとパンネロは、FF12のストーリーに良い意味で似つかわない空気感です。
そんなパンネロのテーマは、和やかな気分にさせてくれます。
ダークで重々しい雰囲気だけじゃない。ヴァンとパンネロは、ポップな雰囲気を生み出す要員として重要な役を果たしていると思います。
騒乱
Final Fantasy XII - Rebellion - YouTube
戦艦リヴァイアサンで、アーシェ救出から脱出する際などに流れる曲です。
敵艦からの脱出という緊張感ある場面に、ピッタリの一曲です。メロディから焦燥感を感じます。
剣の一閃
Final Fantasy XII - Clash Of Swords - YouTube
一部のボス戦で流れるボスバトル曲です。
最初からテンションMAXな曲構成で、これも非常にカッコいいです。
ディシディアのアレンジバージョンもおすすめ!
【DISSIDIA FINAL FANTASY】「剣の一閃 / Flash of Steel - arrange -」 from FINAL FANTASY XⅡ - YouTube
帝国のテーマ
Final Fantasy XII - Theme Of The Empire - YouTube
FF12のメインテーマと言っても過言ではない一曲です。
帝国の勇壮さ、巨大な力を連想させる迫力ある曲調。しかし、途中から穏やかな雰囲気のメロディになります。
帝国の象徴と言えば、ジャッジですが、ジャッジたちも一枚岩ではありません。
強硬派のヴェインを支持するギースとベルガ、穏健派のラーサーを支持するガブラスとドレイス、そして中立のザルガバース。
そんなジャッジ同士の微妙な空気感も表現された一曲と思うと、「帝国のテーマ」は非常に名曲です。
動乱(帝国バージョン)
Final Fantasy XII - Agitation (Imperial Version) - YouTube
ジャッジ・ギース、ジャッジ・ベルガ戦などで流れます。
個人的にはジャッジ・ベルガのセリフが好きですね。
「笑わせるな。人造破魔石は人間の力だ!」
「神々に挑む大志を抱いた人間が、その知恵でつくりあげた人間の武器!真の覇王にふさわしい剣だ!」
「与えられた破魔石に頼りきっていたレイスウォールなど、偽りの覇王にすぎんわ!」
死闘
Final Fantasy XII - Fight To The Death - YouTube
ウォースラ「空賊ごときにダルマスカの未来を盗まれてたまるか!
(ウォースラの前に立ちはだかるバッシュ)
ウォースラ「なぜだバッシュ。お前なら現実が見えるだろうが」
バッシュ『だからこそ、、、あがくのだ!』
かつて共に王国に仕えた二人は戦友です。共に国を想う気持ちも同じ。
ウォースラは功を焦ったためか、帝国に寄り添って国を守る方策を独断で実行します。アーシェやバッシュたちは自力で解決する道筋を探っています。
やむなく対立し、ウォースラと、かつての戦友と戦わないわけにはいかない。
というFF12屈指の名シーンで流れる本曲も、限りなく名曲であると言えるでしょう。
物語終盤、戦艦バハムートに突入シーンでも流れることから、解放軍のテーマ曲とも言えます。
ビッグブリッジの死闘 ~FFXIIバージョン~
Final Fantasy XII - Clash On The Big Bridge FFXII Version - YouTube
ギルガメッシュ戦で流れます。
確か、本編とは関係ないサブイベントをこなす中で、ギルガメッシュとの戦いがあったはずです。
サブでも、この気合いの入ったアレンジの仕方ですわ。これはこれでとてもカッコいい!
モスフォーラ山地
Final Fantasy XII - The Mosphoran Highwaste - YouTube
アップテンポで、軽快さと勇ましさの合わさった良い曲です。
ストーリーも後半に進んでいる中、ある程度強化されたパーティにぴったりな一曲です。
アーシェのテーマ
Final Fantasy XII - Ashe's Theme - YouTube
かの有名なオイヨイヨのシーンで流れている曲ですが、よく聞くとめちゃくちゃ良い曲です。
前半は綺麗なメロディで、ヒロインのテーマという雰囲気があります。
しかし、後半はオドロオドロしい重低音の響く非常にダークな曲となります。
麗しき王女ながら、求めるものは破魔石の力。という二面性をよく表現している曲です。
「帝国のテーマ」もそうですが、メロディだけで登場人物の背景まで描いていることが、FF12の素晴らしい点だと思います。
自由への闘い
Final Fantasy XII - Battle For Freedom - YouTube
ラスボス戦の曲です。
中盤のメロディでは、「帝国のテーマ」のアレンジと解放軍のテーマ曲である「死闘」のアレンジが交互に流れ、まさに決戦をイメージさせる曲に仕上がっています。
ラスボスにふさわしい強さも併せ持っていて、長かったFF12のラストを飾る一曲としてふさわしいです。
Kiss Me Good-Bye
Final Fantasy XII - Kiss Me Good Bye - YouTube
エンディングで流れる、アンジェラ・アキが歌う曲です。
なんだかんだ、エンディングまでしっかり見ると良い話だったなって思いました。
交響詩「希望」
Final Fantasy XII - Symphonic Poem "Hope" - YouTube
エンディングのスタッフロールで流れる曲です。こちらは、葉加瀬太郎が楽曲提供しています。
単純に良い曲です。アレンジして他のBGMに使っていないのがもったいないと思うくらいです。
ぜひ最後まで聞いてみていただきたいです。
まとめ
名曲揃いでした。本当に曲が素晴らしいです。
オーケストラがツボって人には、ドンピシャなのではないでしょうか。
FF12のストーリーも改めて、勉強しなおしてみると、そんなに悪くありません。細かいツッコミどころはたくさん気になりますが…。
恐らくFF12の最大の欠点は、ダンジョンが長すぎることでしょう。リドルアナ大灯台とか、一体いつまで続くのだろう?と思いながらプレイしていた記憶があります。
振り返ってみると、FF12は本当に名曲揃いでした。
・他のFFシリーズの音楽記事
www.akisane.com
www.akisane.com
www.akisane.com
www.akisane.com
・FFのメインテーマに関する記事
*1:間違ったことは言ってません