男児不明6日目 半径3キロの範囲を重点的に捜索

男児不明6日目 半径3キロの範囲を重点的に捜索
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北海道七飯町の山林で7歳の男の子が両親に「しつけのため」として車から降ろされたあと行方が分からなくなって、2日で6日目となりました。警察や消防、自衛隊などは、置き去りになったとされる場所の半径3キロの範囲を重点的に捜索しています。
行方が分からなくなっているのは、北海道北斗市の小学2年生、田野岡大和くん(7)です。
警察によりますと、男の子は先月28日の夕方、家族で出かけた帰りに七飯町の山林で、両親に「しつけのため」として車から降ろされたあと行方が分からなくなりました。男の子の両親は「いたずらをしたことへのしつけとして置き去りにした。直後に戻ったが見つけられなかった」と話しているということです。
2日の捜索は、警察や消防、自衛隊など合わせて180人余りが1日より捜索範囲を絞って置き去りになったとされる場所の半径3キロの範囲を重点的に捜索しています。捜索隊は道路の両側の山林に分け入り、1メートル間隔で並んで道路に沿うようにゆっくりと進みながら捜索していますが、これまでのところ手がかりは見つかっていないということです。
警察などは、男の子の発見に全力を挙げるとともに、置き去りにされた当時の詳しいいきさつについても調べています。