2016年6月2日00時57分
社民党と生活の党と山本太郎となかまたちは、参院選比例区で「統一名簿」をつくることで合意した。民進党にも呼びかけ続けるが、協力が得られない場合は2党で作る。社民、生活両党党首が5月31日に東京都内で会談して合意した。
統一名簿は、参院選向けの政治団体を独自に立ち上げ、新たな名前で届け出て、候補を同じ名簿に並べる。今のところ「民主国民連合」または「民主連合」など「民主」の文字を使う方向で調整している。
社民の吉田忠智党首と生活の小沢一郎代表は、民進の岡田克也代表と会談を重ねているが、岡田氏は比例区で届け出る名前が変わることに難色を示している。このため民進と合意できない場合でも2党で名簿を作ることにした。2党の比例区の改選組には吉田氏のほか、社民の福島瑞穂副党首、生活の谷亮子氏らがいる。
小沢氏は1日、記者団に「野党第1党の民進党、岡田代表の決断次第だ。それができれば必ず勝つ」と語り、なお民進への説得を続ける考えを示した。
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