パナソニック テレビ向け液晶パネル事業から撤退へ

パナソニック テレビ向け液晶パネル事業から撤退へ
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大手電機メーカー「パナソニック」はテレビ向けの液晶パネル事業の採算が悪化しているとして、ことし9月をめどに兵庫県姫路市での生産を終了し、パネルの生産事業から撤退する方針を固めました。
パナソニックは兵庫県の姫路工場で平成22年からテレビ向けの液晶パネルを生産してきましたが、激しい価格競争で採算が悪化し事業が赤字に陥っていました。このためことし9月をめどに生産を終了し、事業から撤退する方針を固めました。
姫路工場では医療機器や自動車などテレビ向け以外の液晶パネルの生産は続けるとしていますが、生産が大幅に縮小されるためおよそ1000人の従業員のうち数百人を配置転換する方針です。
一方、パナソニックはほかのメーカーからパネルの供給を受けてテレビの自社生産は継続するとしています。
テレビ向けの液晶パネルの生産はかつて国内の電機メーカーの主力事業でしたが、パナソニックの撤退によって国内で生産するのはシャープと台湾のホンハイ精密工業のグループの工場のみとなります。
パナソニックはここ数年プラズマテレビの生産から撤退するなど経営の合理化を進めており、売り上げの規模よりも利益を重視する経営への転換を急いでいます。