海外でスマートフォンのデータ通信を利用すると料金が高額になる。そんな心配の払拭をうたう新プランをauが発表しました。2016年8月に開始する「世界データ定額」は、24時間980円の利用料金で、日本で加入しているデータ定額プランの容量をそのまま海外で使えます。
auが8月に提供を開始する「世界データ定額」は、利用開始から24時間、日本で加入しているデータ定額プランの容量をそのまま海外で使えるサービスです。従来の海外ローミングでは、日本時間基準の1日において、24.4MBまでのデータ通信で最大1980円、使い放題で2980円の高額なローミング料金が発生していました。それらに比べて割安に利用できるというわけです。
利用には事前に「世界データ定額アプリ」をダウンロード。また、データチャージオプションおよび対象料金プランへの加入が必要です。データチャージオプションは申し込みが必要となる無料のオプションで、データ容量の追加購入や、各種データサービスの利用も可能になります。
対象地域は海外32の国と地域。日本人の海外渡航先の約7割をカバーするとしています。
- 北米:アメリカ (本土)、アメリカ (アラスカ)、カナダ
- アジア:韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア
- オセアニア:ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島
- ヨーロッパ:ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、スロバキア、スイス、ルクセンブルク、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン
- 中南米:プエルトリコ、米領バージン諸島
- アフリカ:カナリア諸島、スペイン領北アフリカ