まもなく衆院本会議で内閣不信任決議案否決へ
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国会の会期末をあすに控え、民進党など野党4党は、「来年4月の消費税率の引き上げを、2019年(平成31年)10月まで2年半、再延期することは、アベノミクスの失敗を明確に示すものだ」として、安倍内閣に対する不信任決議案を衆議院に提出しました。決議案は、現在開かれている衆議院本会議でまもなく採決が行われ、否決される見通しです。
国会では衆議院本会議が開かれていて、民進党、共産党、社民党、生活の党が共同で提出した、安倍内閣に対する不信任決議案の審議が今も続いています。
本会議では、最初に民進党の岡田代表による決議案の趣旨説明が行われたのに続いて、現在は各党の討論が行われています。
自民党の松本筆頭副幹事長は「アベノミクスによって雇用や所得環境は順調に改善を続けており、日本経済は着実に回復に向かっている。不信任決議案の提出は、党利党略、パフォーマンス政治そのものであり、国民の政治不信をいっそう増長させる行為だ」と述べました。
これに対して民進党の江田代表代行は「政権発足以来、アベノミクス、アベノミクスと呪文のように唱え続けてきたが、ほとんどの国民が景気回復を実感せず、生活はよくならないばかりか、格差や貧困が広がっている。国民を欺く予算編成や、税金のむだづかいをしていることも大きな不信任の理由だ」と述べました。
不信任決議案は、まもなく採決が始まり、自民・公明両党とおおさか維新の会などの反対多数で否決される見通しで、与野党の攻防は最終盤を迎えています。
本会議では、最初に民進党の岡田代表による決議案の趣旨説明が行われたのに続いて、現在は各党の討論が行われています。
自民党の松本筆頭副幹事長は「アベノミクスによって雇用や所得環境は順調に改善を続けており、日本経済は着実に回復に向かっている。不信任決議案の提出は、党利党略、パフォーマンス政治そのものであり、国民の政治不信をいっそう増長させる行為だ」と述べました。
これに対して民進党の江田代表代行は「政権発足以来、アベノミクス、アベノミクスと呪文のように唱え続けてきたが、ほとんどの国民が景気回復を実感せず、生活はよくならないばかりか、格差や貧困が広がっている。国民を欺く予算編成や、税金のむだづかいをしていることも大きな不信任の理由だ」と述べました。
不信任決議案は、まもなく採決が始まり、自民・公明両党とおおさか維新の会などの反対多数で否決される見通しで、与野党の攻防は最終盤を迎えています。