k10010530731_201605221503_201605221504.mp4

２２日朝、秋田県鹿角市の山林で夫婦でタケノコ採りをしていた男性がクマに遭遇したあと行方が分からなくなり、警察はクマに襲われたおそれがあるとみて捜索しています。現場付近では２１日、タケノコ採りをしていた男性が、クマにかまれたような傷を負って死亡しているのが見つかり、市が注意を呼びかけていました。

２２日午前８時前、秋田県鹿角市十和田大湯の山林で、秋田市に住む７０代の夫婦がタケノコ採りをしていたところ、クマ１頭と遭遇しました。妻は逃げて無事で、近くにいた人に助けを求め現場に戻ったところ、夫が見当たらなくなっていたということです。
警察はクマに襲われたおそれがあるとみて、消防などとともに行方が分からなくなっている男性を捜索しています。現場は、秋田県と青森県にまたがる十和田湖から南に８キロほど離れた山林で、毎年この時期になると、多くの人がタケノコ採りに訪れる場所です。
現場付近では、２１日、タケノコ採りをしていた７９歳の男性が顔や上半身にクマにかまれたり、ひっかかれたりしたような傷を負って死亡しているのが見つかっていて、鹿角市は看板を設置するなどしてクマに注意するよう呼びかけていました。