大人も子供も、大好きな、美ら海水族館。
こちらで、事前予約をすれば、定員20名ではあるが、30分間のイルカふれあい体験に無料で参加できることをみなさんは知っているでしょうか?
興味がある人のために、詳細とリンクを貼っておきます。
イルカふれあい体験詳細
【実施日】
土・日・祝日のみの実施(雨天決行)
- ※春休み・GW・夏休み等の長期休暇中も土・日・祝日のみの開催となります、ご了承ください。
【時間・場所】
10:20~10:50(30分程度)※一日一回開催
イルカラグーンプール(オキちゃん劇場近く)
【内容】
- イルカについてのお話
- イルカへの餌やり
- イルカトレーナー体験
- イルカとのふれあい
【参加対象】
小学生以上(定員20名)
参加費無料です。
- ※安全上、小さなお子様を抱えながらのご参加はお断りしております。小学生未満のお子様は一緒に参加できませんのでご了承ください。
- ※車いすで参加される方やその他付き添いが必要な方は、付き添いの方とご一緒におこし下さいますようお願いいたします。(プールの水は海水の為電動車いすは使用できません。)
【持ち物】
濡れても構わない服装(短パン又は裾のまくれるもの)、着替え、タオル等(海水がかかることがあります)雨具(カッパなど)
【注意事項】
- 安全管理上、係員の誘導等の指示に従って下さい。
- 天候の悪化、動物の健康状態よって、実施内容を変更・中断、中止をさせていただくことがあります。
- 当イベントでは日傘を含め傘の使用はできません。雨天の際はカッパなどの雨具をご持参ください。
- プール内に物を落とすと動物がのみこみ死亡することがあります。お手回り品などをプール内に落とすことがないよう十分ご注意ください。
- 安全管理上、係員の判断で手荷物等の持ち込みをお断りすることがあります。あらかじめご了承ください。
- カメラ及びビデオ撮影は可能ですが、持ち込みの台数を制限させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 貴重品、手荷物のお預かりは出来ません。園内のロッカー等をご利用ください。
- 参加条件に満たない方のご参加は、安全管理上お断りしております。
- グループでお申し込みの際、残りの定員の状況によっては、すべての方が受付できない場合がございます。ご了承ください。
定員に達し次第応募を終了、翌月の予約については、実施日の一カ月前に更新されるそうです。 (※なお、7月31日分は6月30日に更新されます。)
こちらに応募フォームが載っています。👇
なぜ、おすすめするのか?
わたしは数年前に、このふれあい体験に参加しました。
(先日も美ら海水族館に入ったのですが、今回は1歳半ベビー同伴のため、参加できず。)
で、当時、「イルカかわいい~!触れ合いた~い!」というミーハー心で参加したのですが、参加して思うことがあったのです。
ふれあい体験の内容としては、説明にもある通り、かわいいイルカたちの体の説明から始まり、えさやり、トレーナー体験は、サインを見せてイルカにジャンプや回転などをしてもらう、といったことでした。
かわいかったね~と、イルカのかわいさに感激し、終盤を迎えたころ、トレーナーさんからのお話があったのです。
考えさせられたトレーナーさんのお話
数年前の話なので、はっきりとした言い回しまでは思い出せませんが、こんなことをお話しされていました。
今日はイルカふれあい体験に参加していただき、ありがとうございました。
イルカふれあい体験は、イルカのストレスなどを考え、批判の声もあることは確かなのですが、美ら海水族館ではあえて、この体験を行っています。
その理由は、今日触れ合っていただいた、かわいいイルカたちやいろいろな動物たちが、人間たちの捨てたごみによって、被害を受けている事実を伝えるためです。
この写真はマダライルカの胃袋の中の様子です。
このイルカは平成9年10月に水族館で保護したイルカですが、2日後に死亡してしまいました。
解剖の結果、胃袋からこのようなごみがたくさん出てきました。ゴミをエサと間違って食べてしまった結果、消化できずに死亡したと思われます。
私たちの捨てるゴミが、いかに海やそこにすむ生き物たちに影響を与えているかを知ることも大切です。自分にできることから、ひとりひとりが実行することが大切です。
こんなようなことをお話ししてくださいました。
それまで、すごく楽しい気持ちでいましたが、一気に申し訳ないような、切ない気持ちになりました。
ごみを捨てようと思って、捨てたのではないかもしれない。
風邪に飛ばされてしまったのかも。
でも、お花見のごみの持ち帰り問題でもあったように、ビーチでパーティー?なんてしちゃって、ごみを置いていった人も、いるのかもしれない。
だれも、イルカや、鳥や、ウミガメたちを苦しめたり、殺そうなんて思っていないと思います。
でも、結果的にえさと間違って、飲み込んだり、釣り糸が絡まって弱ってしまったり、自分が普段、かわいいと思える動物たちを苦しめている。
調べてみると、ごみって、捨てるのは簡単だけど、拾って、処分するのに莫大な金額がかかるそうです。
普通なら、リサイクルできるものでも、塩水がついてリサイクルできなくなったり。
その場に捨てなくても、海外やほかの地域から海を渡って、漂流するごみも多いそう。
だからといって、海外だけが悪いのではなく、日本人の捨てたごみが海外に流されて被害を及ぼしていたりするそうです。
沖縄の海を守るために、わたしたちにできること
・ごみをきちんと持ち帰ろう、分別しようと意識する。
子どもにはふれあい体験や美ら海水族館の環境に対する記事をみせて、教育するのがいいと思う。子どもながらに何かしたいと思えるはずだ。
・普段からごみを減らす努力をする
・海岸清掃活動に参加する
など
・海ごみについて知る
これをみると、ごみについてすごく考えさせられます。
海の漂着ごみを学ぶ15の話(沖縄県の資料です)👇
数年前は何とかしたいなと思っても、自分でごみを減らしたり、リサイクルするしかできませんでした。
でも、こうやって、ブログで発信することができるようになって、自分でまた調べたり深く考えたら、できることってあったんだなと気づきました。
次に沖縄に行くときは、海岸清掃活動に参加してみようと思います。
やっぱり、沖縄の海はきれいだし、好きです。
子どもの時代にも孫の時代にも、ずっとずっときれいなまま、残っていてほしい。
そのためにも、自分でできることをしていこうと思います。