どうも、こなゆきです。
今回は、「こなゆき自身」に向けての自戒と改善方法を書いていきます。
備忘録のようなものです。
自分自身が、甲状腺の病気を患ったり、痛い思いをしたこともあり、
誰かの応援をしたい!って考えることが多いのですが、
「その行動は自分が救われたいから?」って、たまに問いかけたくなることがあります。
自問してみて、相手にありがた迷惑なことをしていないかを考えていきます。
メサイア(救世主)コンプレックスとは?
「メサイアコンプレックス」とは
「自分が救われたいから他人を救う」
「人を助けることで自分の存在を確認したり、優位に立とうとする」
というコンプレックスのことです。
この心の奥には「劣等感」と「自分は人を救える優れた人間だ」という両方の気持ちが複雑に入り混じっている可能性があります。
このコンプレックスに突き動かされた行動を取ってしまうと、
相手に「ありがた迷惑」と感じさせてしまう可能性があります。
また、本当に相手のためにと思っているわけではないので、相手がその援助の申し出を断ったり、注文をつけたりすると、不機嫌になるケースもあります。
メサイアコンプレックスによる行動の例
こなゆきが想像した中で、例をあげるとすると
・姑が買い物をするときに、息子の子供たち(孫)が喜ぶだろうとお菓子を大量に買い込んでくる
嫁は、自分の作るご飯を食べてもらいたいのに、子供はお菓子ばかり食べて、栄養バランスを考えて作ったご飯をしっかり食べてもらえない。
姑にとって、孫の笑顔は喜び。しかし、その笑顔を見たいがために、
「孫が喜ぶから」ということを理由にして、
健康や家族の配慮を顧みずに、お菓子を買い与えて、自分の「子供の笑顔を見たい」という欲望を満たそうとする。
・1人暮らしの彼氏の誕生日のために、大きなケーキを作る彼女
ホールケーキくらいの大きさのケーキを、少食な彼氏さんにプレゼント。
彼氏さんは「こんなに1人で食べきれない」と思っている。
コンプレックスの対処方法
では、コンプレックスには、どのように対処していけばいいのかを書いていきます。
といっても、自分自身におけるものであって、相手の態度を変えたり、改善させるものではないです。
・自分自身が、本当は何を求めているか?
・求めるものを実現するにはどうすればいいか?
・自分自身の立ち位置はどこなのか?
と自問して、深掘りをしていく。
コンプレックスを完全に取り去ることは不可能ですので、
コンプレックスについて、自分自身と対話して、矛盾している感情を知って、コントロールして、コンプレックスとうまく付き合っていくことが大事です。
コンプレックスを持ちながらも、現実的な対応ができるようになれば、コンプレックスを持っていたとしても、問題なく過ごすことができるようになります。
そして、有益に活かしたり、人の持つ気持ちに対して、少しでも理解を深めていけます。
たとえ、このコンプレックスが援助活動の出発地点だったとしても、
その行動の目的を本当に「相手の役に立つこと」としていくことが大切です。
まとめ
・メサイア(救世主)コンプレックスとは、相手のことを考えず、「自分が救われたいから助けよう」として、相手に迷惑を感じさせてしまうこと。
・自分自身に「本当は何を求めているか」を訪ねてみる
・コンプレックスを持ちながらでも、現実的な対応をしたり、有益に活かせるようにしていくと、大きな問題なく日常を過ごせるようになる
誰かを助けたいと思った時、あれやこれやと考えずに手を差し伸べてあげるというのが、理想だと考えてます。
しかし、
「これが正しいやり方だから」
「こうしてもらったから、私はよかったから」
これで、ありがた迷惑になってしまうのは、もったいないです。
相手が
欲しいものを
欲しい時に
そっと目の前においてあげる
それが、相手にとってもありがたいことかなと思います。
おしまい