読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カナリの備忘録。はてなブログ出張所。

広島在住オタク主婦、若干腐り気味です。よろしくお願いします。

犬の幸せな生き方は、人間に左右されてしまうんですよね。

動物、ペット 思うこと。

久しぶりの日記です、思うことがあったので書きます。以下、ヤフーニュースよりの引用です。

 

f:id:nekomatikanari:20160517132449j:plain

 「犬の引き取り屋」で生き、死んでいく犬たち 「不幸」の再生産を止めるため、求められる二つの施策(太田匡彦) - 個人 - Yahoo!ニュース

「記事に載った写真に写っていたパピヨンと見られる犬は、皮膚炎にかかっているのになんの治療もなされていませんでした。あの環境ですから、ノミやダニなどの感染からは逃れられません」

このパピヨンも含め、散歩など適切な運動をさせてもらっていないことが明らかな犬がほとんどで、なかには獣医師による治療が必要な状態の犬も少なくなかった――と指摘する。

いくつかの事例をあげてみる。

爪が伸びっぱなしで、毛玉に覆われている犬。

精神疾患の一つである、常同障害の症状が出ている犬。

緑内障のため、眼球が突出している犬。

既に、目が見えなくなっている犬。

さらには、狭いケージの床面は金網状になっているため、前脚が湾曲したり、後ろ脚が骨格異常を起こしていたり、という犬たちも……。

 

さてさて、ここから自分語りです。

数年前、我が家で一匹のおじいちゃんマルチーズを看取りました。その子は、それから更に遡ること10年前にペットショップで二万円で投げ売りされていた子でした。

その子は店頭にも出してもらえず、店頭の張り紙に『奥にマルチーズがいます、気になる方は声をかけて下さい』と書かれていました。すごく気になったので、すぐに店員さんに声をかけました。途端、店員のおねぇさんの顔がパァッと輝いて、彼女は「すぐ連れてきます!! 待ってて下さい!!」とお店の奥に駆け込んでいきました。

しばらくしておねぇさんが胸に抱いて出てきたのは、ガリガリの、ひどく薄汚れた一匹のマルチーズでした。見るからに体が大きめのそのマルチーズは、もうすぐ二歳のオスとのことでした。マルチーズはブルブルと震えていて、とても不安そうでした。私はそのマルチーズをじっと見つめながら、「おいくらですか?」と聞きました。おねぇさんはニコニコと微笑みながら「ワクチン代など全部の費用込みで、二万円で良いです! ペットフードも血統書もお付けしますから!!」と言いました。

私は、もう一度マルチーズの顔をみました。少し首が長くて体のアチコチの毛が黄色くて、なによりもすっごい臭かったんですよ。しばらくマルチーズとにらめっこしたあと、おねぇさんに顔を向けながら言いました。

「この子、連れて帰ります!!」

おねぇさんは、そりゃもう手放しで大喜びでした。「ちょっと待ってて下さい」と言って、震え続けているマルチーズを抱いたまま、いそいそとお店の奥に戻りました。それからしばらく待っていると、何やら消臭パウダーらしきものを吹きつけられてブラッシングされたマルチーズが、おねぇさんと一緒に戻ってきました。

「はい、よろしくお願いしますね!!」

そう言って、おねぇさんは私にマルチーズを渡しました。私はぎょっとして、「え、購入の書類手続きとかは…」と聞きました。おねぇさんは「大丈夫ですよ。この子、いい子ですから大事にしてやってくださいね!!」と言われ、私はなんの手続きもなく、マルチーズをお店から連れ出しました。

その子を家に連れ帰りレオと名づけ、(正確に言うと、名付けたのは家族なんですけど)レオは正式に我が家の子になりました。

f:id:nekomatikanari:20160517132207j:plain

早速レオを飼う環境を整え、まずは散歩とばかりに、散歩紐を付けてでかけようとしたのですが、なにやらおかしい。下半身がうまく動かないのです。

ズルズルと引きずってる感じ。どうも、ペットショップでずっとケージの中にいたため、下半身を使わず上半身で移動する癖がついていたのでしょう。

驚きましたが、骨などに異常があるわけではなかったようで、数日もすると少しずつ普通に歩くようになりました。すごく繊細だけど元気な子で、我が家に来て10年、レオは天寿を全うするまで、ずっと私のそばに居てくれました。

…さて、自分語りが長くなりました。

ペットの引き取り屋の記事を読んでいて、ふと、レオを我が家に迎え入れた経緯を思い出したんです。レオを連れ帰った時、母にペットショップでのやり取りの一部始終を話すと、母は少し涙目になりながら「いいことをしたね、この子、あんたが連れて帰らなかったらきっと保健所に行ってたよ」と言っていて、私は「そんなわけ無いよ。でも、うちに来てくれて良かったよね」と答えたのを覚えています。

ああ、あの時、レオを家に連れて帰って良かったのかもな…と、あの出会いから10年以上経った今になって、そんなふうに思いました。

 

…なんかちょっと、しんみりした話になったのでいい話も。

安楽死を迎えるはずだった犬に訪れた転機。天職ともいえる役目に心温まる - Spotlight (スポットライト)

わんこは、私たちに無償の愛をくれる純粋ないきものだと思います。だからこそ、不幸になる犬ができるだけ減ってくれると良いなぁと思います。

 

お題「誰にも信じてもらえない体験」