やばいやばいやばい。完全に忘れてたわ・・・。
世界一周中に出会った女の子に「日本人の男の子紹介してねッ」って頼まれてたの忘れてたぁぁああ!!!
日本人と結婚したい外国人女性との出会い
2012年2月。当時25歳だったおれは、ケニアのナイロビに滞在していた。ライオンや大草原は全く興味がなく、ひたすらナイロビの街を散歩していた。カフェや、スーパーや、行き交う人々の様子をみているのが大好きだった。
そんなナイロビのシティライフに慣れてきた頃、路上で30歳くらいの女性に突然話しかけられた。適当な返事をしても、ずっと後をついてくる。
無視してもツマランし、立ち止まったらきっと相手の思うツボ。てことで、そこそこ愛想を振りまきながら平気な顔をして歩くぼく。
スタスタスタ・・・
まだついてくる。なかなかしぶとい。どこかに避難しよう。
スタスタスタ・・・
おっ?
クールなカフェやんけー!!!入ろう入ろう。
って・・・
おい・・・
相席するんかーい!!!
このときの衝撃を当時の日記で振り返る。
女性はなぜかカフェでも同席して、コーヒーとサモサを注文していた。なんでもショップ店員をしていて、同僚からの電話を待っているらしい。
日本人と結婚したいケニア人と真剣トークしてみた
以下の会話は全て英語で行われている。しかし、おれは「おはよ」「すまん」「ありがと」などの基本すぎる挨拶と、フツーに日本で生活してて登場する単語しかわからない。熟語は「as soon as」が限界ラインだ。
今から海外を旅しようと思っている人は、そんな英語力でもここまでコミュニケーションが取れてしまうから安心してほしい。その代わり必要なのは、手足が筋肉痛になるレベルのおおげさなボディランゲージだ。
自分のペースに引きずり込むケニア人
「で、なんの用だったの?」
「あなた結婚してるの?」
「(質問スルーかよ)してないよ。」
「私バツイチ子持ちなのよ。」
「うんうん。で?」
「日本人と結婚したいのよ。」
「お、おう・・・」
日本人にグイグイ迫るケニア人
「なんで日本人がいいの?」
「頭が良いし、とっても働き者じゃない。」
「へー!そういうイメージなんだね!」
「あなたどう?ケニアに来たら?」
「No I can't !!!!!」
ケニア人相手に負けちゃいられん日本人
「おれの友達紹介するよ!みんなハードワークだよ!」
「いいわね。ホーネストかしら?」
「うん、ホーネストホーネスト!」
ホーネスト・・・ホーネスト・・・
このときぼくの頭の中は・・・
K-1四天王のアーネストホーストしかいなかった。
あとから調べたら、ホーネスト(=honest)は、「誠実な」「信頼できる」という意味らしい。なるほど、誠実な異性が好まれるのは万国共通のようだ。
とりあえずケニア人に自己PRしてもらった
「とりあえずさ、自己PRしてみてよ!」
「わかったわ。でも、どうやって?」
「おれのiPadを使って、自己紹介文書いてみてよ。」
「それはいいアイデアね。任せなさい。」
このあたりで恥ずかしがらないのはサスガである。
「できたわ。これでどう?」
「完成度たけぇぇええええ!!!」
▼原文のまま
【英文】
my name is Pauline from Kenya am 28 years business woman with one kid 3 years.
honest looking for a serious man. my mail is ○○○@yahoo.com from Kenya.
【おれ的日本語訳】
私はケニア人のポーリン。28歳よ。3歳の子供がいるわ。賢くて誠実な男性を探してるの。メールアドレスは○○○@yahoo.comよ。たくさんのご応募待ってるよん☆
「これ、Facebookとかに載せちゃっていいの?」
「問題ないわ。早く探してちょうだいね。」
ぼくはその2日後にケニアを去り、ヨーロッパ→南米→北米と旅を続けた。
フィンランドでは、公園の便所の近未来感にビビりまくり、
サントリーニ島では、犬に絶景案内をしてもらい、
ボリビアでは、犬と日陰でひと休みしていた。
そして、時は経ち、数日前。
やばいやばいやばい。完全に忘れてたわ・・・。
ポーリンに「紹介してねッ」って頼まれてたの忘れてたぁぁああ!!!
というわけである。
ケニア人女性と結婚したい日本男児、大募集!!!
ぼくは1ヶ月以上に及ぶアフリカ滞在で、100人以上に声をかけられてきた。その全てがボッタクリの勧誘でしかなかった。
しかし、ポーリンは違った。コーヒーとサモサ代こそぼくが負担したものの、金を巻き上げることが真の目的ではなかった。
つまり、彼女はアフリカ大陸における1%未満の逸材であり、彼女こそ真のホーネストなのである。
ぼくのかすかなポーリンの記憶
- 肉食系
- 肝っ玉かーちゃんタイプ
- ホーネスト精神旺盛
ちなみに、ポーリンが今どこで何をしているのか、全く定かではない。そもそも「ポーリン」という読み方が間違っているかもしれない。
ただ、ナイロビのど真ん中でボッタクリじゃなかったことと、身なりが整っていたことから、かなりの上流階級の家柄だと思われる。
とにかくビビッと来た人は、ツイッターのDM欄から、今スグぼくに連絡してほしい。ただちにメールアドレスを教えたいと思う。
ただいまより「先着1名」募集スタートです。
「ポーリンと結婚したら人生が好転しそうだな」という友人が思い当たるなら 、迷わず今すぐに拡散してほしい。
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