ご当地あるある?ありふれていると思っていた「苗字」が全国的にマイナーだと分かるリストが面白い!
その地域ではありふれていると思っていた「苗字」が、全国的にマイナーだと分かるリストに注目が集まっています。
全国的にマイナーだと分かる「苗字」リスト
このリストを投稿しているのは、кёку@苗字シャン(@ky2g)さん。
その地域の人はありふれてると思ってるけど実は全国的にはマイナーな苗字挙げてみた(詳細版だよ~ pic.twitter.com/QnyXS450fK
— кёку@苗字シャン (@ky2g) 2016年5月10日
これは、кёкуさんが独自で調べて作成した『その地域の人はありふれてると思ってるけど実は全国的にはマイナーな苗字』のリストです。
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地名や人名など「固有名詞」全般に興味あったкёкуさん。
その中でも、とくに日本の「苗字」に強く魅かれたそうです。
「苗字」の調べ方については、サイトや書籍、電話帳を参考にしているんだとか。
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日本の「苗字」は、10万以上あると言われており、実はこのリストに入りきらない珍しい「苗字」もたくさんあるそうです。
一般的だと思っていた「苗字」が、マイナーだと知ってビックリ!
ツイートには「手塚がメジャーじゃないのは意外」、「マイナーだが、当地ではあるある!」といったコメントが寄せられていました。
地域性を保ち続ける「苗字」の面白さ
「苗字」に興味を持ち始めたきっかけについて、кёкуさんへお話を伺ってみました。
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―― 「苗字」に興味を持ったきっかけを教えてください。
「苗字」に興味を持ったきっかけは小学生の頃です。4コマ漫画の雑誌を見ていたら、雑学コーナーがあって、そこに“四月一日(わたぬき)”“八月一日(ほづみ)”という「苗字」が書いてありました。
幼い頃は、「へー。こんなマンガみたいな苗字って本当にあるんだなあ。かっこいいな」と思っていたくらいで、まだ本格的に「苗字」を調べようとは思いませんでした。ただ、地元の電話帳とか何かしらの名簿とかは食い入るように読むクセがつきました。
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それから珍しい「苗字」が好きになり、“苗字を調べようっ! ”と思ったのは、中学生になって初めて図書館に行ったときです。奥の専門書の辞典コーナーに「苗字辞典」があって、それを読み内容は当時のぼくとしては難しかったですけど、“すごく面白そう!” って感じがしたんです。
そこから「苗字」のみならず、地名や歴史や漢字や言語やさまざまなことに興味を持ち出しました。これらが全て“つながっているんだ”と気づいたのもこの頃です。
日本の「苗字」の種類は10万以上といわれています。その中でも世帯数が多い「苗字」、少ない「苗字」があります。ぼくはとくに興味を持っているのは、「苗字」の地域性や「苗字」がどのように波及したかというところです。
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「苗字」は非常に土着性が強くて、人口が首都圏や大都市圏に移動・流入する中でも、「苗字」というのはいまだに地域性を保っています。そこが面白いと思っています。
「この苗字なんて見たことない」っていう人は、その都道府県内にその「苗字」が多い地域というのがありますので、どこなのか探してみるのも面白いと思います!
―― ありがとうございました。
кёкуさんの「苗字」に対する熱い思いが伝わってきましたね!
自分の「苗字」が気になる方は、ぜひкёкуさんの「苗字」リストをチェックしてみてはいかがでしょうか?
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