神奈川県大和市の井上貢市議(45=自民党・新政クラブ)が、市議会を傍聴していた市民団体を「真っ赤だった」とインターネット上で書き込んでいたことが28日、分かった。
市民団体から「『赤』は共産党を差別する意味で使われてきた」と抗議され、井上市議は「不快な思いを与えたことにおわび申し上げる」としてコメントを削除した。
市民団体は「安保関連法に反対するママの会@大和・綾瀬」。井上市議やママの会によると、市議会総務常任委員会で1日、安保関連法廃止を求める意見書を国に提出するよう同会が求めた陳情書の審査があり、メンバーらが傍聴。委員長の井上市議は数日後「傍聴者、真っ赤だったけどね」と友人のフェイスブックにコメントした。
ママの会の抗議後も、市議は自身のブログで「差別なの?」「事実じゃないの?」と書き込んだが、21日付で、文書で謝罪した。取材に対し「差別する意図はなく、軽率だった」と釈明した。
ママの会の沢見香恵子さん(42)は「特定の政党を支持しないで活動をしているのに、事実無根の書き込みをされた」と批判している。(共同)