【ニューヨーク=河内真帆】米ドーナツチェーン大手のクリスピー・クリーム・ドーナツは9日、ルクセンブルクに本拠を置く投資ファンドJABホールディングに13億5000万ドル(約1460億円)で身売りすると発表した。クリスピークリームの株主は1株あたり現金21ドルを受け取る。7~9月期にも手続きが完了し、同社は非上場会社になる見通しだ。
JABホールディング傘下の投資会社JABビーチが買収する。買収後も現行の経営体制を維持し、本社も米ノースカロライナ州に置く。クリスピークリームは1937年に創業した。直営、フランチャイズチェーン店をあわせ、世界20カ国以上で約1100店を展開している。日本には2006年に進出した。日本事業の体制は身売りした後も変更しないという。
JABホールディングは昨年12月にコーヒー事業で世界3位の米キューリグ・グリーン・マウンテンを139億ドルで買収しており、現在は同分野で最大手のネスレ(スイス)に次ぐ2位。ほかに高級靴ブランドのバリー、ジミーチュウなどを傘下に抱えている。