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だめりと

ダメ人間のネタ帳

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アリとの共同生活

雑記

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5月に入ったあたりから、僕の部屋にやたらとアリがやってくる。昼間はあまり出てこないのだが、夜のゴールデンタイムに突入すると1時間に4、5匹くらい湧いてくる。僕は2階に住んでいるのに、彼らはどこからやってくるのだろう。何故僕の部屋に住み着くのだろう。僕が先日サッポロポテトつぶつぶベジタブル味を部屋にこぼしまくったのが悪いのだろうか。

 

 

一向にいなくなる気配が無いので、仕方なくアリの巣コロリを買ってきて殲滅を試みた。毒薬入りの餌がたっぷり入ったブービートラップだ。彼らには気の毒だが仕方がない。これも戦争なのである。しかしアリ、意外にもこれをスルー。何故だ。Amazonの評価すげぇ高いのに。レビューをよく見てみたらアリの種類によっては効かないらしい。それ先に言えよ。

 

他にも家にあった虫除けスプレーとかノーマット的なやつとか色々試して見たのだが、特に効果なし。今年は今のところGが出てなくて幸せな日々を送っていたのに何だこの仕打ちは。僕は絶望に打ちひしがれた。

 

 

万策尽き果てた僕は駆除を諦め、自然に身を任せながらゴールデンウィークを引きこもっていたのだが、時が経つうちに僕の心に変化が現れた。「あれ?アリって意外とペットとしてアリなんじゃね?アリだけに」僕はアリに愛着を持ち始めたのだ。

 

そもそもアリは僕が嫌いな虫ランキングの中では相当下位の方にいる虫だ。小さいし、羽が無いから飛ばないし、動きもゆっくりだし。その存在感の無さ故に突然腕を這ってたりしてちょいビビリすることは何回かあったが、Gとか潰すと変な粉が出てくる蛾みたいな奴よりは全然マシだ。

 

ただカゴを買ってきて本格的に飼うとか餌をあげるなどをやりだすとキリがないので、それはやめた。僕はしばらく、だらだらと生活しながらときおり夜になると現れてのろのろと床を這うアリを観察し、ときには気味悪がり、ときにはホッコリしていたのである。しかしその生活も長くは続かなかった。アリが突然いなくなったのだ。

 

 

それに気付いたのは一昨日のことである。一昨日も昨日も、一応どこかにいないか探したりしたが、駄目だった。カバンの中も机の中も探したけれど見つからない。

 

結局、今日もアリは1匹も現れなかった。何故突然アリがいなくなったのか。それはわからない。アリの巣コロリが今になって効き始めたのか、僕がサッポロポテトつぶつぶベジタブル味からバーベキュー味に変えたのが悪かったのか。全てはアリのみぞ知ることである。

 

いなくなってしまったことに一抹の寂しさを感じた僕であるが、元々駆除する予定だったのだし、これでいいのかもしれない。それに明日からはいつもの僕に戻っていることだろう。この不思議な数日間の共同生活を忘れないために、今日ここに記しておく。アリよ貴重な体験をありがとう。アリだけに。