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孤高の凡人

我輩はゲスである、名前はまだない

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モルヒネも効かぬ五月

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写真提供 https://www.facebook.com/kizashi.ikeda

 

私は建設業で働いている。
高校生の時に「芸術系の大学に行くのだ!」と豪語してデッサンを習いに通っていた。
しかし馬と鹿の区別もつかない私は、受験の際に重要となる『内診』と概念を持ち合わせておらず、成績は補習に補習を重ねたオール2に毛が生えた程度、しかも出席日数ギリというスペックで国公立の芸大を受験しストレートで落ちた。

それもこれも幼い頃に蟻の巣に水を流して、「ジャスティス」と叫んでいた事による深い深いカルマが、私から『勝ち組』の人生を奪ったのだと思う。今更謝罪しても遅いかもしれないが、どうか蟻さま、この散々な有様の人生を見て、赦してほしい。
そしてもし赦してくれるなら、星とブックマークという形で表現してほしい。

というわけで下の下に成り果て、ゲノゲの鬼太郎という人生を歩んでいる私は最も浮かばれない建設業で働いている。
そんな建設業で仕事をしていると様々な場所へ行く。
保育園、幼稚園、小学校などの公共工事に行くこともあるのだが、校庭で遊ぶ子供たちに一定の数、髪の毛が茶髪や金髪の子供たちがいるという事実に日々驚愕している。
当然、幼い彼ら彼女らが自発的に髪の毛を茶髪にするわけがないので、親がそれを行っているのだが、素晴らしいと思う。
私たちの自慢の子供は個性溢れるクリエイティブでアーティスティックなメンズ、或いはガールであるよーというアピールをされてあそばせられる。
それと同時に、普通のご家庭なら社会の目を気にして出来ない事を軽くやってのける『アナーキー』な私たちは最高にパンクだわ。という自己承認欲求を満たす事が可能であり、二兎を追って二兎を得る状態。考えた人はIQ150を軽く超える天才なのだろう。凡人の私には全く思いつかなかった。

パンクな親たちは、持ち物にも拘るらしい。
学校指定のリュックがあるにも関わらず、ハイセンスでイカす原宿で売ってそうなリュックを持たせたり、同じく指定の筆箱があるにも関わらず、雑誌のBEGINに載っているようなくるくる巻くタイプの筆箱を持たせてご満悦である。
そしてこれらを学校サイドから指摘されても個性尊重主義のパンク家族は黒い旗を振りかざし、聞き耳を持たず、是正をすることはない。マジかっこいい。しびれる。

なんだかもう褒めるところがありすぎて書くことがなくなってきたのだけれど、とにかくこれからも頑張って戦ってほしいと思う。

我々凡人はそのように自ら馬と鹿の区別もつかない馬鹿ですよーとアピールしてくださるお陰で、それを馬鹿発見器として利用し、その子供や家族との関わりを避け、本日も平穏に生きることができるから。ジャスティス!

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