こんばんわ、氷太よ。
今日は元ハルヒラ先生の
「虎穴ダイニング」
を頂いていくわね。
うん、何かがおかしい要素があるわね。
アタシは元々ケモナー要素持ってるからむしろ読まなければならない使命感に捕らわれていたけども・・・。
普通の作品ではないという事は明らかだわ。
ちなみにより作品を楽しんで頂くため、貴女がケモナーの素質を持っているか判断するため、ここで以下の写真をご覧頂きたいの。
1つでも胸にキュンと来た人は、この作品にハマる可能性があるわ。
でもごめんなさい。
サダヲに胸キュンした人はちょっと方向性が違うと思うの。
あらすじ
自称覆面レスラーの日向さんとルームシェアすることになったホストのアカル。マスクだという日向さんの顔はどう見ても本物な虎で、おまけに彼には尻尾まである。気になるものの、寝ぼけて喉を鳴らす日向さんに甘噛みされて感じちゃったりと、同居生活はドキドキの連続で、いつしか彼に惹かれていた。日向さんに好きになってもらいたくて、頑張ることにしたアカルだったけれど……?
こんな感じね。
真人間とトラ人間との「生活」を描いていく作品ね。
これといって何かが起こるわけではないわ。
一緒に買い物行ったり、一緒に料理したり、一緒にご飯食ったり・・・
そんな共同生活におけるほのぼのとした部分が主となる物語よ。
登場人物
アタル(表紙右)
明るく素直なおバカさん。
特に細かい事は気にしない。
ホストなだけあって気が利く性格
日向さん(表紙左)
謎のトラ男、顔もトラで尻尾もある。
ガタイがめっちゃ良い。
近所の人達の人気者。
デフォルメされた顔が特にワタシのお気に入りです
感想
ストーリー
個人的な見所は酔った日向さんが
「アカル可愛い」
と言うセリフ。
メガテンのケルベロスのセリフ「オレサマ、オマエ、マルカジリ」
に共通する可愛さがあるわ。
あ、ゲームがあるのよそういう。
ストーリー自体は可もなく不可もなく。
あくまで「共同生活」を主として描いているから、何か物語を隆起させるような出来事が起こるわけではないから終始ほのぼのとした状態で進んで行くわね。
2人の関係も、進展しているようで進展していなかったり・・・この部分はちょっとテンポが悪いかしらね。
アカルは率直なタイプだから、何がしたいのかはもちろん伝わってくるんだけど日向さんはわからん時があるわ。
しっかりしているタイプのキャラなのに、結構終盤までどんな方向に行きたいのかがちょっと定まっていないというか理由もなしにブレブレな所がちょっと残念。
キャラクター
頼りがいのあって、でも可愛らしい要素を持っている日向さんと積極的に関わろうとするアカル。
どっちも良いキャラではあるんだけど、やはり他にはないであろうこの日向さんのトラ男という設定に萌えられるかどうかでかなり評価が変わってくると思う。
絵
キレイ。そしてこの人はきっと動物めっちゃ大好きなんだろうなという事がわかる。
動物好きな人間の萌えポイントをちゃんと描いてるわ。
発展
ほぼないわね。
これは仕方ないわ、どう描けばいいのかアタシもビジョンが見えない。
めっちゃライトだけどケモナーならば多分これでも不満はないと思うわ。
まとめ
これ以上ないってくらいほのぼのしたBL漫画。
「きのう何食べた?」が好きな方は雰囲気が近いものがあるから多分気に入ると思うわ。
男子ですら恐らく読める内容なので、腐堕ちさせたい動物好きの友達がいるならばまずこの作品で外堀を埋めていこう!(ゲス顔