昨日は日本舞踊のお稽古だったのですが、初めて「男踊り」をしたので浴衣がはだけて具が見えないか心配だった涅子です。こんにちはー!
今までは「女踊り」しかしてなかったので、常に内股で足を開くということがありませんでした。でも「男踊り」は爪先を開いて立ちますし、足もガバーっと開きます。膝も外側を向けて腰を落とすので、浴衣がはだけてしまうのです。いやん。
実際に聞いたみたら
先日、先生の舞台に呼ばれた際、楽屋見舞いはどうしようとかなり悩みました。以前はみんなで菓子折りを買って行ったのですが、場合によってはご迷惑になってしまうと聞いて悩んでました。なので、先輩の生徒に思い切って聞いてみました。聞いた内容を箇条書きします。
・洋のお稽古事の場合(ピアノ、バレエなど)は花束やお菓子が主流だけど、和のお稽古事は違う
・大きな花束、たくさんのお菓子など荷物になるような物は控える⇒当日は出演者も荷物が多くて大変なので。
・ただし花束もお菓子も間違いではない
・チケットを買っている場合は基本的に不要⇒ささやかな「お祝い」かお菓子でも良いかも
・チケットを買っていない場合、チケット代程度の「お祝い」を包む⇒これが一番喜ばれる
・ぶっちゃけ楽屋見舞いが無くても観に来てくれただけでも嬉しい
とのことでした。
先日の舞台はチケットを購入しているので基本的には不要なのですが、私はささやかなお祝いを包みました。チケット代の半額程度です。
実際に見たこと
私は先日の舞台でお付きの人をしましたので、楽屋で色々見てました。やはりほぼ全員がお祝いを包んでいらしてました。お祝いとお菓子をセットで、という方が3割程度でした。
さすがに金額までは分かりませんが、ご祝儀袋でだいたいの値段は分かります。というのは金額によって種類が異なります。これは後述します。
先生はご挨拶に見えた方全員にお弁当と記念品をお返しにお渡ししていました。楽屋見舞いが無い方にもです。おそらく100個程度あったと思います。私もお渡しするのをお手伝いしました。
こういった心遣いが出来るのがプロなんでしょうね。すごいなーとつくづく思いました。
ご祝儀袋について
1万円以下の場合、水引が印刷されたものを選びます。
1万円以上の場合、水引が付いたものが良いそうです。結び切りではなく、蝶結びの方を選びましょう。舞台は何度あっても良いことなので。
どちらも上に「お祝」、下に自分のフルネームを書きます。中袋がある場合は金額を書くとの事です。
そして新札を用意する方が良いと思います。
お祝いの渡し方
ご祝儀袋は袱紗に入れておくのが良いです。
舞台前か舞台後に楽屋を訪れると思うのですが、演者からすると舞台後の方がありがたいそうです。舞台前は準備でバタバタしていますし。
あらかじめ袱紗からお祝いを出しておき、楽屋を訪れてら第一声は「本日はおめでとうございます」というのだそうです。そしてお祝いをお渡しします。
まとめ
・日本舞踊ではお祝いを包むのが最も喜ばれる
・ただし花束もお菓子も間違いではない
・ぶっちゃけ観に着てくれただけでも嬉しい
最初聞いた時は「現金なの!?」と思いました。でも日本舞踊の舞台は非常にお金がかかります。かつらをつけて白塗りをし、衣装も借りて生演奏となると数十万~数百万かかります。ほとんどの演者が自己負担で出しています。それにお返しのお弁当などなど、一つの舞台で踊るだけでも非常にお金がかかるのです。
なので、お祝いを包んでもらうのが一番嬉しいのです。
ただ、かつらをつけていない、白塗りをしていないような気軽な発表会には楽屋見舞いは必要ないと思いますよ。観に来てくれただけで嬉しいです。
でも花束かお菓子をいただいたら大喜びすると思います。先月の発表会で初めて頂いて大喜びしました~!