タカタのエアバッグ 国が追加リコール検討を指示
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自動車部品メーカー、タカタのエアバッグでリコールが相次いでいる問題を巡り、アメリカでリコールの対象が大幅に拡大することを受けて、国土交通省はタカタや自動車メーカーに対し、国内でも追加のリコールを検討するよう指示しました。
アメリカ運輸省は今月4日、タカタのエアバッグについて、リコールの対象を最大で4000万個追加することを明らかにし、これによって対象はおよそ6900万個に拡大して、車のリコールの規模としてはアメリカで過去最大になる見通しです。
これを受けて、国土交通省はタカタや自動車メーカーに対し、国内でも追加のリコールを検討し、今月20日までに結果を報告するよう指示しました。
対象となるのは、エアバッグを膨らませる火薬として硝酸アンモニウムを使い、かつ、乾燥剤を入れていないものです。問題のエアバッグは、これまでの調査で、高温で多湿な状態に長い間さらされると異常な破裂をするおそれがあることが分かっていて、国は去年12月、新型車に搭載しないよう、タカタや自動車メーカーに指示しています。
国内でのタカタのエアバッグを巡るリコールは、これまでに自動車メーカー15社で合わせておよそ1260万台に上っていて、国土交通省は、今回の検討結果によって、今後、さらに大幅にリコールが増えるおそれがあるとしています。
これを受けて、国土交通省はタカタや自動車メーカーに対し、国内でも追加のリコールを検討し、今月20日までに結果を報告するよう指示しました。
対象となるのは、エアバッグを膨らませる火薬として硝酸アンモニウムを使い、かつ、乾燥剤を入れていないものです。問題のエアバッグは、これまでの調査で、高温で多湿な状態に長い間さらされると異常な破裂をするおそれがあることが分かっていて、国は去年12月、新型車に搭載しないよう、タカタや自動車メーカーに指示しています。
国内でのタカタのエアバッグを巡るリコールは、これまでに自動車メーカー15社で合わせておよそ1260万台に上っていて、国土交通省は、今回の検討結果によって、今後、さらに大幅にリコールが増えるおそれがあるとしています。