なんとなくPCを眺めてたらこんなニュースが眼についた。また1つ懐かしの品物が消えていくみたい。
『サイコロキャラメル』なんて今の小中学生は知らないだろうな。おそらく ”昭和時代のお菓子” ってな感じの一昔前の品物になるんじゃないだろうか。
俺の子供の頃はまだ少ないながらも駄菓子屋が残ってて、小学校が終わったら仲良し同士の集合場所になってたんだよ。そこでは子供用の安いお菓子ばっかが並んでて、少ないお小遣いでもそれなりに楽しめた。そんなお菓子の中の1つがこのサイコロキャラメルだったね。確かねえ、駄菓子屋のオバちゃんは1箱づつバラで売ってたと思う。(上記の写真は5箱ワンセット)
値段は忘れちゃったけど1箱20円とか30円とかじゃなかったかなあ。とにかく当時の子供にとって負担にならない額だったと思う。こーゆーお菓子を見てると子供の頃の記憶が次から次によみがえって来てね、ホント想い出が尽きないよ。
他にもカレーせんべいとか10円ガムとか粉ジュースとかあったなー。そういえばウチの近所の駄菓子屋ってなぜだかタコ焼きとかお好み焼きも一緒にやってたんだよね。
値段が安くてね、タコ焼きなんて当時(今から25~30年ぐらい前)10個で100円とかあったからね。もちろん、中身はそれなりだったけどサ。お好み焼きも確かねえ、薄焼き*1とかいうのが1番安くって50円からあったよ。もうちょっといいグレードにするとね80円でキャベツ焼きってのがあった。これは薄焼きにキャベツをパラパラ混ぜたモノ。でね、100円だしたら何かの肉とか天カスとかが入れてもらえたんだよ。美味しかったなー。
駄菓子屋での集まりが、俺たち子ども同士の絆を確かめる儀式みたいな役目も果たしてた。同じ仲良しグループでないとその駄菓子屋には行けないみたいな暗黙のルール。仲間でもないのに行ったら「なんだ、コイツ。ここ来るなよ」てな感じで追い出されたりね。で、勢力のより強いグループが来たらそれまで居ついてたグループが追っ払われたりとかね。今から考えたら理不尽なんだけど、小学生の男子なんてみんなそんなもんだったよ。(女子は知らんけど)
そのうちコンビニエンスストアーってのがポツポツできるに連れて駄菓子屋は姿を消してったけど、今も田舎の方に行けばたまに見かけて感慨深くなる。そこへ小さな小学生たちが自転車で集まって来てお菓子を食べながらワイワイガヤガヤやってる様子を見るのもこれまた ”いとをかし” ってヤツですよ。(あっ、お菓子と ”をかし” をかけてるんですよ、念のため)
おっと、うるさいネズミ室長が御来校のようなのでここらで区切りますかね。
今日はこれからスタッフ集めてなにやら話があるらしいんで早出です。
それじゃ、また・・・。
*1:卵1個を水か何かで薄めたヤツを鉄板に伸ばして焼いてた