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【プロ野球】

楽天、今季初の最下位転落

2016年5月9日 紙面から

◇ソフトバンク3−1楽天

 ソフトバンクが1分けを挟み6連勝で20勝に到達。1回に長谷川の適時打で先制し、3回に柳田、5回に長谷川のソロで加点した。武田が7イニング4安打1失点で4勝目。9回を締めた森がプロ初セーブ。楽天は4連敗で最下位に転落した。

      ◇

 楽天がまたしても接戦を落とし、4連敗。今季初の最下位に転落した。ソフトバンクには、3月25日の開幕戦で勝った後は6連敗と散々だ。

 ソフトバンク先発の武田に手玉に取られた。7回まで4安打で1点を取るのが、やっと。梨田監督も「ストライク先行でタテに落ちるカーブと横に曲がるスライダー。(高低の)落差もあって打ちあぐねた。狙い球は絞らせたが、良いコースに決まれば、なかなか手が出ない」とお手上げ状態だ。先発の釜田は6イニングを投げ、ソロ2発を打たれながらも3失点で切り抜けたが、打線に反撃する力はなかった。

 昨季まで2年連続最下位の楽天は、開幕直後は首位に躍り出たこともあったが徐々に失速。ついに定位置の最下位に転落した。「接戦だけど、流れは一方的。リーグは6位までしかないのだから、これだけ負ければ、それ(最下位)もあり得ること。別に気にしない。自分たちの形で戦えるようになれば…」と梨田監督。世間の大型連休は終わったが、楽天にとって大型連敗の始まりにならなければいいが…。 (竹下陽二)

 

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