これは「Honda. Great Journey.」と銘打ったプロジェクトで、自動運転が実用化されたらクルマの形がどう変わるのかを思い描いたもの。
このクリエイティブに携わった、株式会社もりの原野守弘さんはBuzzFeedの取材に対し「自動運転車はこれまで移動をより合理的にする手段としてのみとらえられてきたのですが、暮らし方や生き方を大々的に変えてしまう可能性もあると考えたんです」と語ります。
5. そういえば、いつからか似た形になっている自動車のデザイン
「1960年代〜70年代では、車ってデザインがとても自由だったんですね。これは推測にすぎないのですが、いまは自動車を造るには燃費などの規制がものすごく厳しいんです。だから、風の抵抗を減らすようなオブジェクトを採用して……どこか似たデザインの車ばかりができるようになっているのかなと」
6. コンセプトモデルから見えてくる、自動運転車のありかた
「もし自動運転車があれば、これから北海道に行くことだって可能になるんですよ。移動中にPCで仕事をして、日々のルーティンを崩すことがないから」
いまテストされている自動運転車は、現行のクルマをアップデートしたものが多いと言われています。それに対して、「新しい”移動の喜び”を示すのが今回のコンセプトモデル」と原野さんは語ります。
「いつからかクルマの価値が、いかに合理的に移動する手段となり得るか、ということばかりに置かれた気がするんです。それも大事なのですが、これからはもっと先に行ってもいいのかなと。例えば、自動運転とキャンピングカーが結びつくと、移動しながら暮らす、ノマドのような生活ができるようになるわけですよね。自動運転は単なる機能拡充ではなくて、抜本的に人の暮らしを変える可能性を持っていると思います」