私がここ数年、毎年この時期楽しみにしてるブログ記事があります。それは、Hiさん(id:hisway306)の所の、あしかがフラワーパークの大藤ネタ。
初めてブックマークを付けたのは2013年のこと。それから毎年、こちらのブログで美麗な藤棚の写真を拝見する度に「見に行きたい!」思っていたのですが、毎年GW期間に開花のピークを迎えることで、なかなかタイミングが合いませんでした。
history.hatenablog.com
history.hatenablog.com
現地までの距離は首都高経由でも、圏央道経由でも約120km程。遊びに行く距離としては普通ですが、写真のためと思うと正直遠い…(笑)
ただ、今年は自由な身の上となり、カレンダー通りだった会社にも縛られていませんし(妻の会社は10連休)連休中の平日である6日の金曜日を狙って、念願の大藤を見に行くことが叶いました!
初あしかがフラワーパーク、お天気は生憎の雨…
出発したのはお昼を過ぎてから。多摩の自宅から行きは圏央道周りで2時間弱、佐野市でラーメンなど食べつつ足利市へと向かいます。GW中とはいえ平日だからか、時間帯もあるのか、フラワーパーク周辺で駐車場に止めるのに若干の渋滞があった他はスムーズな行程でした。
そしてお天気は生憎の雨…。自宅を出る頃は、念のため折りたたみ傘を持って行くか、程度の空模様でしたが、結局現地ではずっと傘を差しているレベル。うーん、これならレインウェアを持ってくるのでした(笑)
ちなみにカメラはいつものOM-D E-M1に超広角ズームのM.ZD7-14mmPRO。標準画角はペンタックスのK-S1を持っていきました。なんとなく藤の色にはペンタックスのカメラの方が向いてる気もしたので…?
RICOH デジタル一眼レフ PENTAX K-S1 レンズキット [DAL18-55mm] ホワイト PENTAX K-S1 LENSKIT WHITE 06461
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
初めて見る多種多様な藤の花に目を奪われる…
園内は大藤などは若干見頃のピークを過ぎて、きばな藤やしゃくなげの森、白藤が見頃というタイミング。ちなみにしゃくなげはほぼ写真スルーしてしまいました(笑)
「藤のドーム」などは相当ピークを過ぎてしまったかな? ここで気付いたのが出目金レンズのM.ZD7-14mmPROは、雨の中取り出すと一撃で前玉に水滴が付いてしまうということ。いくら防塵防滴でも雨粒にはめっぽう弱いレンズでした…。
そして実際に藤棚を撮っているとそこまでの超広角は必要なかったりもして(24mm相当あれば充分?)、レンズフードがあり撥水フィルターを付けているM.ZD12-40mmPROを持ってきておくのだったとやや後悔…。
80mに渡る「白藤のトンネル」もなかなか見応えがあります。藤棚の下にいれば雨には濡れない?… かと思ってると結構雨が入ってきます(笑)
そして園内中央の「大藤(奇跡の大藤)」にやってきました。樹齢150年を越える栃木県指定天然記念物の大藤棚。これまで見たこともない2本の巨大な藤の木が、驚くぐらいに広大な藤棚に広がっています。K-S1… カスタムイメージはノーマルにしたつもりですが、結構ヴィヴィッドですね。
E-M1で撮ってみると… 藤の花がピンクっぽく写ってしまいました。記憶に近いのはK-S1の紫色寄りなのですが、K-S1はK-S1で紫が鮮やか過ぎる気もしますし、これの中間ぐらいだと丁度いいのですが…。RAWで調整すればいいのですが、例によって今回も全てJPEGで撮ってしまいました。
ちなみにこの写真、かなり広角に見えますが実は12mm(24mm相当)までズームして撮ってます。これ位が丁度よくないですかね?
こちらは「うす紅の棚」。元々かなり白っぽくも見える花ですし、黄色系のライティングをしていることもあって、あまり“うす紅感”はありません。
この、E-M1、K-S1共にどぎついな色が出ているのが「八重藤」。葡萄の房を思わせる、ころころとした花房が特徴です。紫色が濃いのと、ライトアップによるコントラストが激しく、なかなか自然に撮るのが難しい…。
というかレンズ濡れすぎですね(笑)
今が見頃という「きばな藤のトンネル」… ISO1600まで上がってしまい、ぼんやりとした絵になってしまいました(そもそもピントも怪しいですが)。JPEG保存かつカメラのノイズリダクションをどちらも軽く掛けているので一概には言い切れませんが、体感的にはマイクロフォーサーズであるE-M1の方が高感度が“使える”印象です。
こうも雨が降り続いていると園内で雨宿りしながら休憩する場所を探すのも大変です。とりあえず藤ソフトクリームなど食べつつ、日没を待つことにします…。
日没〜ライトアップされた藤棚を撮る
そして日没後。この藤棚ライトアップを楽しみにしていました。この時間帯になると、暗いズームレンズを付けたK-S1では太刀打ちできないので、F2.8通しのズームレンズを付けたE-M1がメインです。しかし少しでもレンズを上に向けると雨粒が付いてしまうので、常に水滴を拭き取りつつの戦いです(笑)
これが見たかったのです、「奇跡の大藤」のライトアップ。藤棚の枠組みに対して対角線で撮るのがいいのか? 横辺から撮るのがいいのか…? どちらにしても美しいものは美しい。
「うすべに橋」のライトアップはなんというか束ねた光ファイバーみたい?(笑) 雨で水面のリフレクションが残念です。
「白藤の滝」は正面アングルから撮れないのですね…。
そして、こちらも楽しみにしていた「大長藤」の水面リフレクション… は雨でなんだかモヤモヤになってしまいました。天候ばかりは仕方ないですね。
この大長藤、花房の長さは最大で1.8mにもなるのだとか!
どんな角度から撮っても圧巻の存在感です。
こちらもややピークは過ぎていましたが、ライトアップの効果もあって、そのダイナミックさと美しさは充分に堪能することができました。
OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO マイクロフォーサーズ用 EZ-M0714PRO BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: Camera
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あしかがフラワーパーク 【 公式サイト 】
公式サイトによると暖かい日が続くと花芽の進みが早くなるとのことでしたので、気になる方は早めの訪園をオススメします! 私は… 来年以降、次こそ晴れた日に行きたい(笑)(そういえば、園内は2周ほどしたつもりでしたが「むらさき藤棚」を見忘れていたことに気付きました…)
今週のお題「ゴールデンウィーク2016」