コーチング関連の本で知ったのですが、「パラダイム」と言って、固定観念といいますか、その人にとって捉われてしまっている概念のようなものを指すようです。
(いわゆるパラダイムシフトの「パラダイム」のようです。)
その本いわく、この「パラダイム」というのが、人と人とのコミュニケーションにおいて歪みを作っていたり、自己実現や目標達成の弊害になっているということでした。
今回は、色々な本や記事などで書いてあった「パラダイム」をまとめてみたいと思います。
この自分の中で勝手に作ってしまった「パラダイム」から、解放されることで、選択肢が増え、コミュニケーションが捗ったり、自己実現や目標達成ができるようになり、人生が豊かになるんじゃないかと思っています!
すでに一般的に流布されているパラダイム
もうテレビでも本でも、ネットニュースでも何度も何度も聞いたことあると思いますが、
・「友達100人できるかな」
・「貯金は正義、貯金しないのは悪」「借金も悪」
の2つとかは有名かと思います。
「友達100人できるかな」は、歌から派生し、「友達を多く作らないといけない」というパラダイムが幼少期にインプリンティング(刷り込み)されてしまい、「自分の頭で考える」前に、勝手にバイアス(偏り)がかかってしまうということで、自殺や引きこもりの問題などでもよくこの話は聞きますね。
貯金や借金の話は、詳細は割愛しますが、過去の歴史的な経緯を経て、「お金に対する価値観」にバイアスがかかってしまっているという話も、もう皆さんは何度も耳にしているかと思います。
本から学んだパラダイム
・「ご飯は残さず食べないと行儀がよくない」
に書かれていたのですが、 「ご飯は残さず食べないと行儀がよくない」ということは、確かに行儀の話はおっしゃる通りで、私も基本は、残さず食べた方がいいと思います。
ただ本に書かれていたのは、「眠くならずに、健康にもいい適当量」はお店で出されたご飯の量が一致しているのか。という話です。
極端な比較になってしまいますが、自己実現や目標達成のために「仕事を頑張るために、普段からコンディションを整えましょう」というスタンダードがあったとして、一方で「眠くなってしまってもいいし、健康的な適当量をオーバーしてもいいので、行儀よくご飯は残さず食べましょう。」というスタンダードがあると、まさに「ダブルスタンダードになってしまいハレーションを起こしてしまう・・・」ということを書籍では書かれているのかなと思います。
これは難しい話ですが、面白い提言だなーと思いました。ただ、パラダイムというのはまさに、こういうことで、「自分の頭で考えずに、当然のように”当たり前”」となってしまったことに気づくことなのかなと思いました。
その他、検討中のパラダイム
あとは私が個人的に、答えはまだ出ていないが検証中のパラダイムについてまとめてみたいと思います。
・「諦めずにやり続ければ、いつか夢はかなう」
よく言われる話として、小学生時代に「プロ野球選手になる!」というのと、中学生、高校生、大学生が言うのは少しアドバイスの仕方も変わってくるという話があります。
その流れも含め、この言葉はある意味で、適切な判断を歪ませてしまう可能性もあるのかなと検証しています。
※ただ一般的には、「自分の限界を決めつけてしまう」バイアスの確立の方が高いと思います。
・「他人を変えることはできない、自分が変わるしかない」
これも難しいところですし、色々な人に聞いていたりするんですが、よく言われる言葉ですよね。
ただ一方で、コーチングの先生がそんな気持ちで、コーチングをしている気はしないですし、綺麗ごとかも知れないですが、ある意味でこの考え方は解釈の方法によっては、「部分最適はするが、全体最適はしない」という考えにも繋がってしまうのかなと。。
そして、色々推測するにこの言葉は、「自己防衛」や「一時的な対処療法」のために、一部の人が、自分に都合よく使われてしまっていたという経緯などにより、言葉本来の意味を歪ませてしまったのかなとか考えてみました。
例えばですが、1番ネガティブなケースとして全員が「他人を変えることはできて、自分は変わる必要はない」と思っていたら、その組織は成り立たないのかなと思いますので、個々のマネジメント能力の成長は一旦諦めて、まずは個人パフォーマンスを各々上げましょう。という判断があったとか(?)、色々考えていたりします。
今のところは以上ですが、こちらは随時更新していきたいと思います!
よかったらフォローしてください!
にて、こういったことを思いついたら、つぶやしたりしているのでよろしければフォローしていただけると嬉しいです(*'▽')