知育効果のあるお菓子があるのを知っていますか?
その名も知育菓子です。
知育菓子は、「遊んで学ぶ」要素が加わったお菓子で、子供が手軽かつ自発的に知育に取り組むためのツールとして注目を集めています。
30~40代のパパママにはおなじみの「ねるねるねるね」も、実は知育菓子の一つで、現在は知育菓子としてのアピールも大々的に行われています。
しかし、お菓子と知育がうまく結びつかなかったり、安全面への不安があったりして、懐疑的なまなざしを向けているパパママも少なくありません。
そこで、この記事では、知育菓子の概要、種類、知育効果、身体への影響について紹介します。
知育菓子とは
知育菓子とは、「食べる」だけでなく、「遊ぶ」ことで知育効果が得られるお菓子のことです。
お菓子という子供が大好きな食品に、「遊び」と「学び」の要素を加えたユニークな商品です。
クラシエが1986年に販売を開始した、寝ると膨らんで色が変わる「ねるねるねるね」を皮切りに各お菓子メーカーが製造するようになり、現在では、数えきれないくらいの知育菓子が販売されています。
例えば、グミを作れる、トッピングを楽しめる、実際の食べ物のミニチュアを作って食べられるなど、種類も遊びもバリエーションがかなり豊富で、子供の心をわしづかみするものばかりです。
また、値段が手ごろであることや、材料が同封されていること、手順がシンプルで子供でも簡単に作って食べられることも、知育菓子の魅力です。
知育菓子の知育効果
子供は、自分で知育菓子のパッケージを開けて中身を取り出し、絵や文章で示された手順に従って作業して、できあがったお菓子を食べます。
この一連の過程の中で、前頭前野(物事を考えたり、新しい発見をしたりする脳の一分野)が刺激されて活発に働くことになります。
知育菓子が完成すると、子供は「ちゃんとできた!」という達成感や自信を得ることができます。
また、パパママや友達と一緒に知育菓子を使って遊ぶことで、コミュニケーションや共同作業の時間が持てるので、関係性を深めていく効果もあります。
関連記事
知育菓子の種類
代表的な知育菓子は、次のとおりです。
「知育」という付加価値が付くことで、パパママの購買意欲を刺激できることもあって、各お菓子メーカーがこぞって知育菓子の開発・製造・販売に注力しています。
今後もユニークな知育菓子がたくさん登場してくることが予想されます。
- ねるねるねるね:知育菓子の先駆け&定番。味や色の違う種類がたくさんある
- グミつれた:液と粉を混ぜたところにストローを入れて持ち上げると、長いグミが釣れる
- おえかきグミランド:グミの素の上の型を置いて色を付けると、型通りのグミができる
- ハッピーキッチン:ドーナツ、クッキー、ハンバーガーなどのミニチュアを作って食べられる
- 楽しい○○屋さん:ケーキやお寿司のなどのミニチュアを作って食べられる
知育菓子は身体に悪い?
知育菓子は、カラフルなものや原材料が分かりにくいものがたくさんあります。
そのため、「身体に悪いんじゃないの?」と勘ぐってしまうパパママが少なくありません。
しかし、例えば、ねるねるねるねの場合は、合成着色料や保存料は使用されていません。
また、他の知育菓子も、子供が口にするという前提で製造販売されているため、食べて身体に異常が出る心配はほぼありません。
もちろん、食べすぎや、お菓子ばかりの偏食を続けた場合は、体調不良の原因になる可能性はあります。
不安がある場合は、メーカーのホームページに原材料やお菓子の仕掛けの説明が詳しく記載されているので、アクセスしてみてはどうでしょうか。