2016.5.7 08:00

【野村弘樹ウイニングショット】調子の悪さ受け入れて投げたDeNA・今永はさすが

【野村弘樹ウイニングショット】

調子の悪さ受け入れて投げたDeNA・今永はさすが

先発するDeNA・今永=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)

先発するDeNA・今永=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 (セ・リーグ、広島0-6DeNA、6回戦、3勝3敗、6日、マツダ)同じ左腕で、私もつけたベイスターズの背番号「21」を背負う今永が、プロ初勝利を挙げた。6試合目の登板で初の無失点だが、ストライクを取るのが精いっぱいで、投球自体は悪い方の部類だったと思う。

 さすがと感じたのは、調子の悪さを受け入れて投げられたことだ。投手は調子が悪いと、良くしようと思って自分との戦いになり、調子を取り戻す前に打たれてしまう。

 回を追っても左投手の持ち味である右打者へのクロスファイアは決まらなかったが、真っすぐは走っていたので、それを中心に打者との勝負ができていた。しかも好調な広島打線から空振りが取れるのは、ポテンシャルの高さ。1ランクも2ランクも上のルーキーだと思う。

 どんなにいい投球をするより、勝ち星を手にしたことが大きい。しかし、広島とは初対戦。次の対戦では、これまで振ってくれた球を振ってくれないだろう。2勝目、3勝目と積み重ねていくためには、試合中に悪い点を修正できる能力を上げていくことが大事になる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 6回、広島・エルドレッドを三振に討ち取りガッツポーズをとる先発のDeNA・今永=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 勝利を決め、戸柱を迎えるDeNA・今永(左)=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • プロ初勝利をおさめファンの声援に応える先発のDeNA・今永=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)