我が家のロクが迎える初めての「端午の節句」
札幌のおばあちゃんが息子の初節句を祝うために4月の頭に「木目込みの五月人形」をプレゼントしてくれました。
おそらくまだまだ息子にはわからないだろうけど、初孫のお祝いをしたかったようで、高価な物だけどお言葉に甘えて買っていただきました。
ロクは名前も渋いのですが、顔も渋いのでキラキラした兜よりも、落ち着いた色合いのものがいいだろうと選んでもらったのですが、なかなかどうしておばあちゃんセンスが良い。
我が母ながら、僕たち夫婦の好みも良くわかっているようで大変気に入っております。
そんな母が送ってくれた5月人形には、セットで「菖蒲の花」が5月5日の端午の節句に合わせて送られてくるという嬉しい特典がありました。
「菖蒲」は「アヤメ」それとも「ショウブ」!?菖蒲湯に使うのはどれ!?
菖蒲の花束が届いた時の事。
僕は以前から「アヤメ」と「ショウブ」は同じ花で呼び名が違うだけだと思っていたのですが、妻が「その二つは似ているけど別物」と教えてくれました。
そう、この「アヤメ」と「ショウブ」はすごく紛らわしい花なのです。
「アヤメ」と「ショウブ」が紛らわしい理由
何故、アヤメとショウブは紛らわしいのでしょうか? その理由として以下のものが考えられます。
- アヤメもショウブも漢字で書くと、どちらも「菖蒲」
- ショウブは大きく分けて「花菖蒲」と「(葉)菖蒲」の2種類があり、「花菖蒲」はアヤメ科、「(葉)菖蒲」はサトイモ科で全く別物
- 「いずれがあやめ、かきつばた」と言う言葉もある通り、見た目は、アヤメ、花菖蒲、杜若(かきつばた)がソックリ。いずれもアヤメ科。
全て漢字で書くと「菖蒲(ショウブ)」「花菖蒲(ハナショウブ)」「菖蒲(アヤメ)」「杜若」のそれぞれ違う4種類があり、いずれも似ているのです。
僕自身、アヤメもショウブもどちらも同じ漢字であることは知っていたので、呼び方が違うだけで同じ植物だと思っていました。
しかも、自分の母校(中学校)が、「あやめ」という花の名前が入っている学校で、なおかつ学校の裏にはショウブ園があったため、同じ植物だと昔から思い込んでいました。
また、菖蒲湯についてですが、一般的に菖蒲湯はサトイモ科の「葉菖蒲」を使うそうで、花菖蒲の葉っぱは葉菖蒲のような香りや油分、効能は無いそうなので、葉っぱの形が似ている点でのみ菖蒲湯雰囲気が味わえるかもしれませんが、ちゃんと葉菖蒲を使った方が良さそうですね。
花菖蒲とアヤメと杜若の見分け方
花の見た目での見分け方は、「花びらの根元の色と模様」で見分けることができます。
・花菖蒲:花びらの根元に黄色い線が入る
・アヤメ:花びらに網目(黄色と紫)が入る
・杜若 :花びらに白い線が入る
うん、それでも些細な違いなんですね。
画像検索をしてみると、確かに似ていることがよくわかりました。
ちなみに、先ほどUPした写真は「花菖蒲」です。
花が届いたときは、夫婦して「葉っぱをお風呂に入れよう!」と話してましたが、残念一般的に菖蒲湯に使う「葉菖蒲」とは別物だと知り断念しました。
来年の端午の節句には葉菖蒲を買ってきて菖蒲湯絶対やります。
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