昨日、こちらのエントリーを拝見しました。
下半身丸出しというワカメちゃんをも超えるセクシーな服の着方をしている超有名キャラクター『くまのプーさん』。
『くま』を『ひと』に変えたら、途端ダメな感じになる彼の名前の秘密に迫ったものが上記のエントリーです。
『くまのプーさん』は英語と日本語では表現が違っています。海外の名前をそのまま持ってくるのではなく、日本風にアレンジされているということですね。
この記事を読んで、同じように海外と日本では名前が違っている作品があったことを思い出しました。
しかしこれに関しては、恐らく強烈な『大人の事情』が絡んでいるということが容易に推測することができます。
その作品とは『タンタンの冒険』。
主人公タンタンが愛犬や友人の船長と共に冒険するというお話です。
主人公タンタンも『くまのプーさん』と同じく名前が変わっているのです。
彼が生まれた海外では、名前はこう書かれています。
Tintin、と。
これをローマ字読みすると?
そう、ティンティンですね。
実際海外で作られたアニメ映画ではこう聞こえました。『ティンティン!』、と。
この作品は児童文学という位置づけであり、実際小学校の図書館に置かれていました。
もしこの作品がタンタンではなくティンティンだった場合、子供たちは内容なぞ目もくれず、とにかくこのタイトルではしゃぐことになるでしょう。
本当の所、一体何があったのかは分かりません。翻訳者の良心による独断なのか、世間を恐れた出版社の力なのか、はたまた煩いPTAの圧力なのか。
ただ分かることは、日本に来た彼はティンティンからタンタンに改名させられた。その一点である。