ニホンウナギ、規制見送りも「管理強化を」 静岡県内危機感強く
(2016/5/3 07:53)-
輸出入の制限で動植物を保護するワシントン条約の締約国会議で、ニホンウナギが議題に上らないことが2日、明らかになった。日本が大半を輸入に頼るニホンウナギの国際取引規制はひとまず見送られたが、不法取引も指摘されるウナギの資源管理に対し、国際社会の評価は厳しいまま。次回の締約国会議(2019年予定)で規制対象種となる可能性もあり、関係者は危機感を強めている。
「事態は相当厳しい。よほど管理を強化しないと、次は間違いなくウナギが議題に上がる」
日本養鰻漁業協同組合連合会の白石嘉男会長(65)=吉田町=は、議案提出が見送られても表情を緩めない。乱獲や違法取引を指摘する欧州連合(EU)が、締約国の枠組みでウナギ属魚類全種についての資源調査を提案したためだ。
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