社員の副業を認める会社が選ばれる時代へ。副業OK!な会社まとめ

「二兎を追って二兎を得られる世の中をつくる」をビジョンに掲げているHARESのミッションの一つが「副業禁止規定をなくす」こと。

先日、ロート製薬が国内1500人の社員を対象に副業制度を導入したことがニュースとなったり、サイボウズ青野社長の「『副業禁止』を禁止しよう」という記事が話題になったりしました。

以前も「副業を認めるべき7つの理由」という記事にも書きましたが、まだまだ副業OKな会社はごくごく少数。とはいえ、少ないながらも「副業OK」としている会社は存在しており、

「副業禁止の会社には就職したくない!」
「就職するなら副業OKな会社がいい!」

という声が多く聞こえるなど、もはや「副業OKであることが企業選びにおいて重要な要素」になりつつあります。

じゃあ、具体的に「副業OK」としている会社はどんなところがあるのだろう?とググってみたところ、意外とまとまってる記事がない様子。

ということでまとめてみることにしました。

#01 専業禁止?!エンファクトリー

副業界(?)ではその名を知らぬ者はいない会社、エンファクトリー。

「専業禁止」のキャッチコピーで一躍話題となり、一時期はテレビでも引っ張りだこでした。

#02 言わずと知れたサイボウズ

東証一部の社長にもかかわらず「『副業禁止』を禁止しよう」というくらいなので、当然自社の社員はみんな複業OK。

会社の名前を出さなければ、会社に申請する必要すらないそうです。

※サイボウズでは主業・副業という概念ではないため、複業と呼ぶことにしているようです。

#03 リクルートはもちろんOK

僕が勤務するリクルートグループは申請制度かつ本業と競合しない範囲内、という前提つきではありますが副業を認めています。じゃなかったら僕はそもそもサラリーマン起業なんて出来てませんからね。笑

僕以外にもお願い!ランキングやNEWS ZEROに出ていたハピキラファクトリーの山本峰華さんも兼業起業家ですね。起業に至らずとも、副業をしている人は数え切れないほどたくさんいます。

あなたがご存知の副業OKな会社を教えてください!

ということで、副業OKな会社まとめを作ろうと考えているのですが、ネットに落ちている情報だけでは足りなさすぎて…!

アンケートを作ってみたので、ご存知の副業OKな会社を教えていただけませんか??

【アンケート】副業OKな会社まとめ

ご自身が勤めている会社でも、それ以外の会社でもどちらでも構いません。

「自薦他薦は問いません」というヤツですね。

皆さんから頂いた声を参考に、随時まとめを更新してゆく予定です。

どうぞよろしくお願いします。


早速、続々回答が集まってきています。

#04 ビースタイル

しゅふJOBなど女性の働き方支援を中心とした事業を展開しているビースタイルさんも副業OKだそうです。ソースがないのでぜひインタビューしてみたいですね。

#05 LITALICO

「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げて就労支援や教育事業を行うLITALICOさんも副業を認めているそうです。こちらも副業OKであることが確認できるソースがないので、ぜひお話を伺ってみたいところです。

#06 Goodpatch

グローバルUIデザインカンパニーのGoodpatchさんも副業OKだそう。

「やっぱりみんなで『お疲れさまでした』と言い合うだけで、締りが生まれるんです。ダラダラ仕事をするメンバーはいません。グッドパッチは副業OKなので、放課後みたいな雰囲気でプライベートワークをはじめる人もいるし、外部の勉強会に参加する人、家庭を持っていて定時ですぐに帰る人、と一気にオフィスから人が少なくなります」

副業OKであることもさることながら「家族第一主義」と言い切っているところが本当に素敵。

そもそも、グッドパッチには「全ての優先順位の1番上は家族」という考え方がある。創業者は家庭がありながら起業していることもあり、平日の夜でも家族と同じ時間を過ごすことを尊重している。そのため、家庭のあるメンバーは帰宅後は家族と食卓を囲み、子供を寝かしつけたあとに、Slackなどでメンバーとコミュニケーションを取ったり、自主的にカスタマーサポート業務にあたったりしているという。

素敵ですね。コーポレートサイトも超カッコいい。さすがグローバルUIデザインカンパニー!

#07 キャスター

NewsPicksの対談記事「クラウドとAIは日本に労働革命をもたらすか」の記事でも話題になったCasterさんも副業OKだそうです。さすがクラウドソーシングで社員の99%は女性、70%は地方在住というCasterさん。素晴らしいですね。

#08オプトホールディング

アンケートによれば、インターネット広告代理店のオプトホールディングさんも副業OKだそう。

こちらもソースが見つからないので、ぜひ詳細をお聞きしてみたいものです。

*調べてみたら、同業のサイバーエージェントさんも悩みに悩んだ結果副業を認めているようですね。

#09 メルカリ

国内外で大活躍のフリマアプリメルカリの全社員に浸透していると言われるGo Boldという言葉はあまりにも有名で、新人事制度のmerci boxが話題になりましたが、副業を推奨していることでも有名です。

弊社は実はエンジニアもデザイナーもすべて自前でして、業務委託というのはしていないんですね。なぜなら「All For One」というバリューのもとでチームワークを重要視しているので。会社に集まって、みんなで会社の一員として働いていこうという理念があります。そういうところを考えると、業務委託は受けないという整理になるのかなと思います。
逆に、社員になっていただけるのであれば、副業は推奨しています。なぜ副業がOKなのかといいますと、優秀な方は短時間でも効率的に成果を出せるんですよね。でも会社の営業って、24時間やっているわけではないじゃないですか。なので、プライベートな時間を使って副業すると。
そういう方々って、実はうちでもけっこういて。「副業禁止規定」みたいなものって、優秀な才能を摘みとってしまっていると思うんですよね。でも、プライベートの時間で優秀な才能を活かして社会に貢献するのはすごく素晴らしいことだと思いますし、プライベートの充実へのサポートという意味でも、弊社は副業を推奨しています。

「副業禁止規定」が優秀な才能を摘み取ってしまっているのでは?というメルカリ執行役員掛川さんの考え方には120%共感します。こういう考え方を持った経営者が日本中にどんどん増えたらなぁ…!

#10 ウィルゲート

SEO・コンテンツマーケティング事業を行うウィルゲートさんも副業OKだそうです。

こちらも他と同様ソースがないので詳細を知りたいところです。

#11 リブセンス

最年少上場社長で話題になったリブセンスも副業OKだそうです。

「会社の仕事はするけれど、同時に副業でお金を稼ぐというスタイルも当たり前になってくると思うんです。自分で書いたスマートフォンアプリが当たればすごい収入が得られる時代に、副業禁止の原則はありえない。実際、雑誌の記事執筆やメディア運営などを個人で行っているエンジニアがうちにもいますからね。当社も副業のガイドラインを策定して、その対応をしようと考えています」
一旦会社を辞めた社員が、いつでも出戻って来られるとか、辞めた社員と外部委託契約を結んで緩いネットワークで協業するとか、会社の壁を越えた働き方もこれからは当たり前。まさにリブセンスのモットー通り、エンジニアのキャリアプランも新しい“あたりまえ”を求めているのだ。

「副業禁止の原則はありえない」と言い切る桂さん、さすがです。

#12 LIG

Web業界以外にもファンが多いオウンドメディアLIGブログで有名なWeb総合会社LIGも昨年から副業を解禁しているようです。

今まで就業規則上、副業NGとなっておりましたが、6月1日より解禁することにしました。副業をOKにするかNGにするか、ネットで検索すると数多くの議論が出てきます。
メリットもデメリットも踏まえた上で我々が出した結論は、「LIGのメンバーはみんな良い人だから、副業OKにしても問題ないっしょ。ダメだったら、また考えよう」です。
ただし、上長に行う際は報告すること、就業中におこなってはいけないこと、日常業務に支障をきたさないことなど、いくつかのルールを設けています。
また、ルールに違反するとLIGの中で一番怖いと言われているCFOの龍崎、もしくは二番目に怖いと言われている私から即行人事面談がおこなわれます。

ルール違反に対する罰則がLIGさんらしいですが、相当な抑止力になりそうですね。笑

実際、どれくらいの人がどんな副業をされているのか気になるところです。

*アンケートには「自分ができる副業が何かがわからないため実際には副業はしていない」とのことでした。どこまでがOKでどこまでがNGなのか、線引きが難しいですね。

#13 ietty

お部屋探されサービスiettyを提供しているiettyさん。不動産業界では珍しく、副業を推奨しているようです。

「ベンチャー企業では一般的になってきているWワークですが、昔ながらの体制が根付いている不動産業界では珍しい制度なんです。
本業の業務のみにとどまらず、幅広い分野でお仕事をすることにより個人のスキルアップにもなりますし、それが本業に還元できると会社にとっても嬉しい。
弊社では同業種以外ならばWワークを許可しているので、例えばデザイナーであればCDジャケットのデザインを手掛けたり、前職で建築に携わっていたメンバーはその経験を活かしてコンサルをしていたりしますね。
本業でのお仕事の依頼につながることもあるので、会社としてもメンバーにどんどんチャレンジして欲しいです。」

副業を本業にネガティヴなものと捉える会社が多い中、「どんどんチャレンジしてほしい」と仰っていて素晴らしいですね。

#14 アクセンチュア

アンケートの中でも最も意外だったのがアクセンチュアさん。コンサルティングファームは副業を禁止している企業が多い中、アクセンチュアは副業を禁止していないのだとか。

ネットで調べてみても副業を認めているという情報は出てこないものの、そういえばバイリンガールでおなじみのYouTuberの吉田ちかさんはアクセンチュアで勤務されていたはずなので、実際に副業を認めているのかもしれません。素晴らしいですね。

#15 ソウルドアウト

オプトの子会社で中小企業向けにネット広告の代理業を行っているソウルドアウトさんも副業OKだそうです。

アンケートにご協力頂いた方曰く「自分は少しだけライターの仕事をしていて、人事部長は自分の人材会社を持っている。あとは、ネット広告運用のクラウドソーシングサービスでお金を稼いでいる方も。」とのこと。

人事部長自身が自分の会社を持っているというのが素敵ですね。

アンケート、まだまだ募集中です!

ということで、まだまだ募集中ですので思い当たる方はガンガン下記のアンケートから副業OKな会社をお知らせください!

【アンケート】副業・複業OKな会社を教えてください!

*回答頂いたすべての企業を掲載できないケースがあります。原則、Web上で副業OKであることを公開している企業、従業員数が一定数以上ある企業を中心にまとめていきます。(従業員数が十数名以下のベンチャー企業の場合は副業を禁止しているケースはむしろ少数のため)

どうぞよろしくお願いします。


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