コンチワ!コンチワ!コンチワ!
先日「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」が公開されました。
いやー、半端なく面白かったです。
スパイディが最高すぎる。
と感想は以下の記事を見ていただくとして今回はMarvelの世界についてちょっと解説します。
Marvelの世界はちょっと複雑でその中の一つが「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)」通称「MCU」
「アベンジャーズプロジェクト」なんて言ったりもします。
ですからこれから「アベンジャーズ」デビューを考えていて見る順番について悩んでいるなら「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」についての学習はもってこいというわけです。
ちなみに「MCU」もとい「マーベルシネマティックユニバース(Marvel Cinematic Universe)」とはMarvelヒーローたちの共有する一つの世界を指し示します。
つまりそのキャラクターがたとえ、Marvelのキャラクターだったとしても、同じ空間をシェアしているとは限らないのです。
例えば、ウルヴァリンなんていい例ですね。
未だアベンジャーズに出てきていないですから。
さて、そんな「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」ですが、この世界にはフェーズと言われるものがあります。
フェーズ1、フェーズ2、フェーズ3と段階のことです。
前置きが長くなりましたが、今回はフェーズごとに「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」の作品について解説していきます。
時系列順とは若干異なるのがまた少々ややこしいところです。
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース) フェーズ1の見る順番
1.アイアンマン(2008年)
物語は鋼鉄の男から始まります。
アイアンマンの中身は軍事企業のCEOでもあり、発明の天才でもあるトニー・スターク。
とあるテロ事件に巻き込まれた彼は瀕死の状態に陥ってしまいました。
この状況を打破すべく作られたものこそがアイアンスーツ。
アイアンスーツを開発した彼はとあることを決意します。
ちなみにのちの「アベンジャーズ」計画を束ねる秘密組織「S.H.I.E.L.D」長官「ニック・フューリー」も今作にて初登場。
2.インクレディブル・ハルク(2008年)
みなさんご存知、緑の巨人ハルクです。
フェーズ1の2作目とは意外や意外。
今作では緑の巨人が生み出されるまでとその後の話が描かれます。
3.アイアンマン2(2010年)
フェーズ1、3作目。
話は再びアイアンマンに戻ります。
前作「アイアンマン」のラストから6か月後。
時系列的には
「アイアンマン」→「アイアンマン2」→「インクレディブル・ハルク」
とこんな感じです。
とはいえ、3作目であることに違いないので、公開順で観ましょう。
本作は主人公トニー・スタークの波乱万丈ストーリーです。
今作にて一気に「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」の世界が拡大されます。
「ブラック・ウィドウ」と「ウォーマシン」の登場が一つの理由です。
さらに「アイアンマン」でもチョイ出の「ニックフューリー」もがっつりと登場。
4.マイティ・ソー(2011年)
フェーズ1、4作目。
時系列はアイアンマン2のちょっと後。
舞台は神々の住まう国「アスガルド」に移動すると思いきや、地球でもガンガン繰り広げられます。
それは神の息子「ソー」があまりにも傲慢だったため地球に追放されてしまうからこそ。
そんな地球で初めて「ホークアイ」が登場します。
そして大人気悪キャラでソーの弟でもある「ロキ」も今作にて初登場です。
5.キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ(2011年)
ここで時系列は第二次世界大戦中の1942年までに遡ります。
秘密組織「S.H.E.I.L.D」の前身「戦略科学予備軍(SSR)」にてとある人体実験が行われます。
それは「スーパーソルジャー計画」
この計画によって、か弱い青年「スティーブ・ロジャース」は超人「キャプテン・アメリカ」と大変貌。
しかしとある事件をきっかけにいわば現代へとタイムスリップしてしまうのでした。
ちなみに今作では「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」の過去が深掘りされます。
トニースタークの父「ハワードスターク」や「S.H.E.I.L.D」の前身「戦略科学予備軍(SSR)」の登場がその一つの理由です。
また「スーパーソルジャー計画」は現代でブルース・バナー博士にも実行されています。
が失敗に終わり、それがみなさんご存知いわゆる「ハルク」です。
現代から過去へと様々なつながりがうかがい知れます。
6.アベンジャーズ(2012年)
さてフェーズ1ラストの締めがやはりこちら。
ヒーロー映画の概念を変えた「アベンジャーズ」です。
そして気になるアベンジャーズの敵ですが、なんとここでまたアイツの登場。
ソーの弟、ロキです。
ロキを倒すべくこれまでのヒーローたちが大集結します。
ちなみにエンディング映像では黒幕が登場。
この黒幕こそが「アベンジャーズ」のラスボス的存在になると考えられています。
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース) フェーズ2の見る順番
7.アイアンマン3(2013年)
フェイズ2の幕開けはやっぱりこの人。
アイアンマンの集大成とも呼ばれる作品です。最近になってアイアンマンの新しい単体作品が噂になっていますが。
今作ではアベンジャーズの戦いから1年後が描かれます。
そんなアベンジャーズの戦いで精神的にも肉体的にも参っているトニー・スタークのお話です。
トニーって繊細ですね。
8.マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
フェーズ2の2作目はマイティ・ソーの2作目です。
今作にてロキのファンが大急増。
ロキとソーの共闘が観られます。
結局最初から最後まで信用できませんが。
9.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
さてさて、ようやくここでアベンジャーズとしての拡がりを目にすることができます。
フェーズ2の3作目はキャプテン・アメリカの2作目です。
キャプテン・アメリカとしての前作は第二次世界大戦中が舞台でしたが、今作はアベンジャーズの戦いから2年後が描かれます。
アベンジャーズで活躍した「ニック・フューリー」と「ブラック・ウィドウ」が今作でも大暴れ。
それに加えて新キャラの「ファルコン」と「ウィンター・ソルジャー」には目が離せません。
10.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
ちょっと感想はまだ書けていないのですが、劇場でちゃんと観ています。
フェーズ2の4作目ですがギャラクシーということで宇宙空間のお話。
そんなわけで、アイアンマンたちと合流するのはまだまだ先です。
そんでもってこれまでの話と直接的なつながりは皆無。
とはいえ黒幕のサノスが本編に登場するので、このシリーズこそが「アベンジャーズ」と「サノス」を引き合わせるきっかけとなるのかもしれません。
11.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
楽しい宇宙空間のお話で一息ついたところでまたもやヒーローたちが大集結します。フェーズ2として5作目。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でもワンカット出演したクイックシルバーとスカーレット・ウィッチ。
そんな2人が今作で大活躍します。
気になる敵キャラはウルトロン。
元はトニー・スタークが発見した人工知能ですが、暴走して大変なことに。
ウルトロンを止めるべく、再度ヒーロー達が共闘します。
そしてトニー・スタークはまた懲りずにウルトロンの対抗策として「ヴィジョン」という最強の肉体と頭脳を持った存在を作り出します。
12.アントマン(2015年)
フェーズ2でラストを飾るのは「アントマン」
彼にとって「アベンジャーズ」の面々はもはや神的存在。
そんな彼が演じるのはしょーもない窃盗犯で潜入のスペシャリストだったのですが...
その腕を買われいざ「アントマン」に。
途中、不運なことに「アベンジャーズ」のとあるメンバーと戦闘してしまいますが、それが結果的に「アベンジャーズ」のオーディションになってしまいました。
フェーズ2のラストにふさわしい作品です。
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>MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース) フェーズ3
13.シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
フェーズ3の幕開けはキャプテンアメリカの3作目。
スタートにふさわしい内戦の勃発を描いてくれます。
キャプテン・アメリカ3作目という立ち位置ながらも、その豪華さはもはやアベンジャーズ越え。
ひとえに、「スパイダーマン」「アントマン」「ブラック・パンサー」の登場が大きいでしょう。
なお、今作で登場するスパイダーマンは、これまでのスパイダーマンと何ら無関係でこの作品からスタート。
ちなみに本作は「アベンジャーズ」ではないのでハルクとソーはお休みです。
もちろん「ウィンター・ソルジャー」の活躍もあり、キャプテン・アメリカらしさも残されています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース) の時系列まとめ
これから紹介するのはあくまでもMCUにおける時系列で、公開順ではありません。
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ
- アイアンマン
- アイアンマン2
- インクレディブル・ハルク
- マイティ・ソー
- アベンジャーズ
- アイアンマン3
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
- (ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- アントマン
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」スピンオフドラマ
さらに「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」は映画だけにとどまらずドラマにも世界は広がります。
直接的につながるものもあれば、そうでないものも。
エージェント・オブ・シールド(2013年〜)
物語は秘密組織「S.H.I.E.L.D」で繰り広げられます。
時系列的にはフェーズ1「アベンジャーズ」のその後。
フェーズ1でも大活躍したあの人が主人公です。
エージェント・カーター(2015年〜)
こちらはフェーズ1「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ」直後のお話。(とはいえキャプテンが現代に来る前)
ですから時系列的にはかなり前です。
それでも「トニー・スターク」愛用の人工知能と同じ名前「ジャービス」という人物が出てきたり、キャプテンの恋人「カーター」が主役として活躍したりと現代との接点は多くあります。
デア・デビル(2015年〜)
舞台はニューヨークのヘルズキッチンへと移ります。
そこで活躍している自警団を描いたのがデア・デビル。
以前にもベン・アフレック主演の「デア・デビル」という映画がありましたが、今作とは無関係です。
いわばリブート的な感じでドラマ化されました。
アベンジャーズと同じく「MCU」という世界を共有しているものの、舞台が1つの地域であることからやや活躍の幅は狭く感じるでしょう。
「地球を救う」みたいな大スケールなお話ではありません。
ジェシカ・ジョーンズ(2015年〜)
舞台はデアデビルと同じくニューヨークのヘルズキッチン。
そこで探偵として活躍する最強のスーパーヒロインが描かれます。
余談までに「アベンジャーズ」で巻き起こった戦いはニューヨークです。
ですから当然その地区の一つでもあるヘルズキッチンは煽りを受けています。
意外や意外でこんな風にMCUとしてつながっているのです。
以上が、これまでの「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」です。
これからもっとその世界は広がりますので随時更新いたします。