どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
最近ツイッターをやっていると感じるのですが・・・・。
ツイッター、あれてる?
芸能人やフォロワーの多い有名人がこぞって言っているんですよ。
ツイッターで誹謗中傷を繰り返す人たちに苦言を。
ぼくの観測範囲でざっと見てみるとこんな感じ。
今でも「テレビでは言えないことがたくさんあるが、ネットならなんでも自由に言える」と思ってる人がいそうだけど、実際にはネットの方がよほど「そんなコト言ったら大変なことになる」ってコトが多い。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年4月24日
ゲットーはゲットーとしての意味があって「あそこには近づいちゃいけません」と認知されるし、自分からアクセスしなきゃ酷いこと言われることもなかったけど、コメント欄あるブログやツイッターは日常生活の延長に、2ちゃんねる的なノリが持ち込まれるからね……。
— 津田大介 (@tsuda) 2016年4月23日
こういう人、昔は2ちゃんねるにしかいなかったんけど、今はツイッターで直接本人にreply投げるようになった。税金払ってる同じ日本人に対して「日本国民には邪魔」と言う。思うのは勝手だけど本人に直接言うのは実社会なら狂気の沙汰ですよ。 https://t.co/TKrvMBViTH
— 津田大介 (@tsuda) 2016年4月23日
2ちゃんねるあたりでやっている分には、まぁ普通に病気の人たちなので、そういう風に見ればいいんですが…最近はアホな人たちがツイッターに流れてきているのが懸念ですかね。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年4月25日
またも他者を「御用」呼ばわりする人が沸いてきてるなあ。何度繰り返すのかこの光景。
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2016年4月17日
日付をみるとおわかりかと思いますが、全てここ最近のツイートです。
今さらツイッターが荒れているのでしょうか?
熊本地震が契機か?
熊本で地震があってから芸能人や有名人の方たちがツイッターで寄付を呼びかけたり、支援の意思を表明したりしています。
そこにくるんですよね、誹謗中傷が。
「売名行為か??」とか「ツイートなんかしてんじゃねぇよ。」みたいな。
この行為は「不謹慎狩り」と言われています。
有名人の方たちは日ごろから少なからず誹謗中傷されています。
(ほとんどが根拠のない言いがかりらしいですが)
その悪意の矛先が今は被災地を応援する芸能人の方に向けられている。
ネットでうずまいていた悪意がこの震災で一気に表面化したようです。
そして有名人のみなさんが同時多発的にこのような苦言を呈すツイート。
これはやはり世の中の流れを受けてではないかと思います。
「不謹慎狩り」の罪は思い
ぼくはこうゆう時こそ、芸能人とか有名人の方たちに活躍して欲しいと思うのですね。
例えば、ぼくが寄付を呼びかけたっていくら集まるでしょうか?
まぁ、そこそこですよね。
芸能人の方たちの影響力はすさまじく、1回のツイートでもたくさんの寄付が行われるでしょう。
今、目の前の危機に対してお金は必要です。
そしてこれからはもっと必要です。
足りない、なんてことはないですよね。
だったら影響力のある芸能人を邪魔してはいけない。
ごく少数の悪質ないたずらをする人間がいるだけで、ほんとはしなくてもよかったはずの社会的なコストをかけなくてはならなくなる。やっていることはせこくても、迷惑の質量は実に大きなものだ。それをねらってやっているのだとしたら、その罪も罰も、かなり大きいと覚悟したほうがいい。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2016年4月26日
この糸井重里さんのツイートは直接的ではないにせよ、やはり「不謹慎狩り」などツイッターでの誹謗中傷に関することではないでしょうか?
もし芸能人の方たちが誹謗中傷が怖くて呼びかけをやめたら、集まるはずだった義援金が集まらなかったとも言えます。
実際に熊本在住のタレント井上晴美さんは情報発信をストップしてしまいました。
ブログの更新を停止…熊本で被災した井上晴美への誹謗中傷がひどすぎる - NAVER まとめ
有益な情報が発信されたかもしれないのに・・・・。
この罪は重いです。
復興の妨げという実害が発生していますよね。
ぼくもブログ書いてるからわかりますが、誹謗中傷ってホント傷つくんですよ。
顔も何も見えない、意思があるかもわからない。
そんな言葉でもやっぱり汚い言葉は傷つくんですね。
人間だもの・・・・。
誹謗中傷するのは一部の人間
誹謗中傷するのは「一部の少数」だそうです。
モデルでタレントの平子理沙さんのLINEブログの4/24の記事にこのようにありました。
今までも中傷コメントはありましたが、今回の震災の記事に関してネガティブなコメントがあまりにたくさん来ていたので調べてみたところ、おなじIPアドレスで異常な数のコメントを書いてくる人が6名ほどいました。同じ人が、毎回名前を変え、あたかもたくさんの人から批判されている様に見せかけて、コメント欄に投稿している事が分かりました。
これはブログでの話ですが、ツイッターでも似ているだろうと予想できます。
また今朝の佐々木俊尚さんのツイートでこんな本が紹介されていました。
この書籍のデータは衝撃的。過去1年間で炎上に参加したネット利用者は、全体の0.5%しかいない。われわれはここ10年以上、このノイジーマイノリティの亡霊に振り回されてきたのでは。/『ネット炎上の研究』 https://t.co/KI8L7BNO4B
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2016年4月26日
やはり誹謗中傷するのは一部の人。
それがデジタルならでは、コピーされて多勢に見えるわけですか。
怖いなぁ。
情報発信者は現状、誹謗中傷は「ある」ものとして自己防衛するしかないですね。
だからこういった知識を持っておくのは大切です。
「ミイラとりがミイラ」にならないように
今後インターネットが社会に及ぼす影響力は拡大していくと思うんですよね。
ツイッターやフェイスブックをはじめSNSとは今やビジネスを行えるプラットフォームです。
つまり大人が仕事をする場になりつつあるんですね。
今後は個人、法人問わずSNSを宿り木にした商売がどんどん増えていくでしょう。
ブロガーなんかその典型的な例かと。
そこを荒らすことは社会全体にとって損失です。
未来はリアル社会で普通に行われてる「礼儀」や「一般常識」がネットにも浸透していくでしょう。
今回の有名人のみなさんがこぞってツイートした内容をみてもそれは止められないことだと思います。
ぼくの周りでもいまだに「ネットって怖い・・・」ってイメージを持っている人がいるんですよ。
「不謹慎狩り」のようのな炎上騒ぎはそのイメージを助長します。
しかし時代が進むにつれてネットを使わないことで起きる情報格差は大きくなります。
だからネットの世界をなるべく多くの人が「生きられる場」にしなければいけません。
そのためにまずしなければいけないのが「自分が誹謗中傷をしない」ってことです。
誹謗中傷や言いがかりってホント傷つくし、イラッ!とします。
でもぼくはそんなことがあっても応戦しないようにしています。
(まぁ、あんまり中傷ないんですが)
それは結局、憎悪を撒き散らす行為であり、やはり「ネットって怖い・・・。」という印象を助長するものでしかないのです。
「ミイラとりがミイラ」ではないですが、悪意の渦の中にいるといつのまにか自分も「中傷する側」なってしまうと思うのです。
だからぼくはSNSでは悪意と距離を置くことを意識しています。
ツイッターだとブロックを積極的に活用しています。
自分を中傷しているアカウントはもちろん、近しい(親しい)アカウントを中傷しているヤツもブロックします。
(ビビりすぎ?w)
情報発信しているみなさんはぜひ「ブロック」などの機能を活用し、無駄に心を折られないようにしてほしいと思います。
誰かにとってあなたのその情報は手助けになっているんですから。
以上、バンドマンがお送りしました!