半年ほど前になりますが、弟の嫁さんが身重になったときの話です。
彼女は在宅でできるアルバイト(シール貼りのような仕事)を探していたらしいのですが、見つからず困っていました。
クラウドソーシングでライターの仕事でもやってみればいいのでは、と思いつつもSOHOの実態を知らなかったのでまずは自分でためしてみることに。
1週間、実際に稼げるのか稼げないのか挑戦してみたのでその時のことをレポートします。
はじめるにあたって
特別なスキルや資格なしで出来る「タスク」と呼ばれる作業のみで稼げるかどうかを判断しています。
- デザインなどのスキルを使って企業に提案する形の「コンペ」
- 依頼主と期間契約のような形をとる「プロジェクト」
などの仕事を選べばより稼げる可能性はあがりますが、今回は誰でもできるタスク作業のみで稼げるかどうかを試しています。
業界最大手のランサーズに登録
やるならやはり大手が安心かなと思い ランサーズ に登録しました。
登録自体はすんなりいったものの、いきなり最初の壁に当たります。
受けられる仕事が全然無いのです。
まともな単価の仕事は作業の承認率が一定以下のワーカーは受け付けていない物が多く、登録したてでは受けられない状態でした。
なので最初はアンケートや検索などのもっとも簡単でもっとも単価の低い作業をこなすしかありません。
すぐには作業が承認されないので、その日はアンケートなどの仕事をいくつかこなして終わりました。
この作業は時間効率が最悪でした。時給にしたら100円もいかなかったと思います。これで稼ごうというのは無理でしょうね。
次の日にようやく承認率が条件を満たし、ここからがようやく本番です。
1日3タスク(30分~1時間)を目安に残りの6日間、作業してみました。
1週間で稼いだ金額
1週間で2000円、月換算で8000円てとこですね。慣れればもっと早く作業出来ると思います。
日30分~1時間程度しか作業していないのでもっとやれば当然もっと稼げるのですが、ちょっとしたコツがいると思います。
作業の内容
主に選んだ作業は以下の画像ような種類です。
日記系は1文字あたりの文字単価が安いですが、すぐに書けるのが良かったです。
僕の場合野球の感想をかなり適当に5分位で書いて終わりにしてましたがそれでも承認されました。
体験や感想などの作業は日記に比べて文字単価が高いですが、条件にあった仕事がそう頻繁には無いですね。
クラウドソーシングとの上手な付き合い方について
作業を増やせばもっと稼げると書きましたが、実際はやればやるほど時給は下がると思われます。
条件の良い仕事はそれほど多くないわけです。中には1000文字で100円以下のような酷い条件の仕事もありました。
効率よく作業するためには1文字いくら以下の仕事は受けないと予め設定しておいたほうが良いでしょう。
そして作業数を増やしたいのであれば1つのクラウドソーシングサービスに頼るのではなく複数のサイトに登録し、その中から条件の良いものだけを選び作業することをオススメします。
【クラウドワークス】 や 【Shinobiライディング】
などがその他の大手ですね。
結局のところ稼げるのか稼げないのか
おそらく無理なく出来る範囲で稼げる金額は2~3万、頑張っても5万程度だと思います。
中には10万ほど稼ぐ人もいるようですが、一日中張り付いていないと厳しいのではないかと思います。
そしてそれなら他のことしたほうが稼げるよねってことにもなります。
口コミで何十万稼いでいますなんてのもたまにみかけますが、スキルや資格なしでそれはちょっと無理なんじゃないかな・・・。
結論
内職として、副業として、ちょっとしたお小遣い稼ぎとしては『アリ』だと思います。
逆にこれ一本で食べていこうなどと考えるのはやめたほうが良いでしょう。
また在宅ワークには詐欺やインチキといったイメージがつきがちですが、今回利用した ランサーズ ではそういった問題はなかったので大手ソーシャルクラウドに関しては安心して良いと思います。
ちょっとした空き時間を利用して気軽に作業できるという点は他にない大きなメリットですので、軽い内職としては優れているといえます。
以上、簡単ですが実際にクラウドソーシングを利用体験したレポートでした。