意外と知らない!?ゲイン(GAIN)とボリューム(Volume)の正しい使い方
ギター・ベースアンプや音響機器のツマミには、ゲイン(GAIN)とボリューム(Volume)2種類があります。
どちらも音量を調節するツマミですが、皆さんこの違い分かりますか?
音は電気信号に変換される
音楽の世界では、アンプやスピーカーにつなぐ際に、音を電気信号に変換して機器同士を伝わります。
音は空気の振動です。
音波は、真空中では伝播せず、必ず気体・液体・固体のいずれかの媒質を介する必要がある。
その空気の振動を電気信号に変換するのが、マイクやギターのピックアップなどの役割です。
例えば、マイクで収音された音は、ミキサーを経由し→アンプに入力され→スピーカーから出力され、初めて音として聴き取ることができるのです。
ゲイン(GAIN)ってどんな意味?
ゲイン = 利得(電気工学)電気回路における入力と出力の比のことです。
電気の世界ではこのように表現するのですが、いまいち意味が分かりませんよね…
分かりやすく説明すると、入力した音(電子信号)を増幅させることです。
このゲインを調節する装置(ツマミ)のことを、プリアンプ(PreAmp)と呼びます。
接続している楽器の入力音量をここで調節します。
ギターアンプなどでは歪ませる(わざと機器内部で音を割れさせる)ときに、ゲインを上げて使用します。
エレキギターで音を歪ませると音圧があるように聞こえ、迫力が増すわけです。
例えば、マイクなどを繋げたときには、このゲインツマミを上げると、音を収音しやすい状態になります。
ちなみに楽器やマイクの場合、ゲインを上げすぎると出力感度も敏感になり、ハウリングなど機材を痛める原因になりますので、調整する際には気をつけましょう。
ボリューム(Volume)ってどんな意味?
ギターアンプなどに出てくるボリュームのツマミは、実際にスピーカーから鳴っている音の大きさの調整をするときに使います。
エフェクターなどではレベル(LEVEL)と呼ばれることもあります。
ギターアンプの場合は、ゲインのことをボリューム、ボリュームのことをマスター(Master)と表記されている場合もあるので、混同をしないように気をつけましょう。
ちなみに音響ミキサーでは、フェーダーと呼ばれるボリュームを指で上下させてコントロールします。
まとめ
- ゲイン = 入力の音量
- ボリューム = 出力の音量
「ボリューム」で出力の音量操作をしやすくするために、「ゲイン」であらかじめ入力の音量のバラつきを整えておくという使い方が一般的です。
この2段階を踏まえて音量調節をすることで、適正なレベルでミキシングしたり、スピーカーから出力することができます。
とても基本的なことですが、おさらいになればと思います。
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