- 出版社/メーカー: エンスカイ
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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子供達はぼくを見る。
おそらく物心つく前の年頃であろう子供達に、やたらと見られるのです。
真っ直ぐな視線で、無表情のままぼくを見ている。
笑うわけでもなければ、怖がっている様子もない。
お菓子を食べる手を止め、遊ぶ手を止め、おしゃべりするのもやめて、ぼくを発見次第見続けます。
昔からそうなんです。視線を感じると思ったら子供がいます。
1度だけ精一杯の微笑みを返したら、後ずさりしていました。少なくとも、人気キャラクター的存在とは思われていないようです。
妖怪の類いと思われているのかなぁ。でも、怖がって泣くようなこともないんですよね。
みんな驚いている感じです。
目を見開き、口をポカーンと開けたままフリーズするんです。
まあ、泣かれることもないんで別にいいんですが、こんなことがありました。
子供がこちらに視線を向けていたんで、そちらの方向を見たら、その母親と目が合ってしまったんです。嫌な予感しかしませんでしたね。案の定でしたね。
「ほら、見ちゃダメ。連れてかれちゃうよ。」
お母ちゃん、コソッと言ったつもりでしょうが、聞こえてますよ。
お母ちゃんにとっては、犯罪者の類いに見えたんでしょうね〜。
お母ちゃんに手を引っ張られ、連れて行かれながらも、子供っちはぼくの方をチラチラ振り返っていました。
一体ぼくに何の魅力があるのだろうか。
もしや、ぼくが本当のお父ちゃん!?!?
物心つく前の子供達って、大人には見えないモノが見えるっていうじゃないですか。
トトロ的な。
きっと、ぼくに取り憑いている底辺妖精さんが見えているのかな。
お祓い行こうかな。