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リオで自転車道が崩落 2人死亡 大波の衝撃で

崩落した高架式の自転車用道路=リオデジャネイロで2016年4月22日、三浦博之撮影

 【サンパウロ朴鐘珠】ブラジル南東部リオデジャネイロで21日、大西洋岸沿いの自転車用道路が大波の衝撃を受けて崩落し、通行中の男性2人が35メートル下の海に落ちて死亡した。他にも3人が行方不明になっているとの目撃情報があり、周辺の海上で捜索が続いている。

     現地からの報道によると、事故は21日正午ごろ発生。自転車道は崖下に固定されたコンクリート製の細長い柱で道路を支える高架式の構造になっており、約50メートルにわたって崩落した。目撃者の証言では当時、路面が波しぶきで覆われるほど海が荒れていた。波で自転車道が浮き上がり、柱から外れたとみられる。

     自転車道は8月に開幕するリオ五輪に伴う開発事業として今年1月開通した。市街地の西方で五輪主会場との中間に位置し、既設の自動車道に沿って幅2.5メートルの道が4キロにわたって延びる。五輪競技に利用される予定はない。

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