名刺作成を行うなら料金相場をココで確認!

名刺が必要になった際、どのように作成しますか?デザインやPCの技術や知識のある人であれば、自分で名刺を作ってしまうという方もいるでしょうが、誰もが作成できるわけではありません。

「餅は餅屋」という諺もあります。今回は、「名刺を業者や第三者に依頼したい」という方に、料金相場や見積もりなどについて、分かりやすい説明をしていきたいと思います。

名刺発注の相場を一緒に確認しましょう!

名刺の料金相場

名刺を作る際の料金相場は、さまざまですが、まず「どのような印刷形式にするのか」を決定しなければなりません。
例えば、片面モノクロにするのか、両面モノクロにするのか、片面カラーにするのか、片面カラー&片面モノクロにするのか、両面カラーにするのかといった具合です。

気になる料金相場ですが、一般的な片面モノクロの値段を紹介します。
50枚の片面モノクロを印刷すると1,500円かかり、100枚になると1,800円、200枚からでは、2,700円になりますので、注文する枚数が多くなれば、1枚あたりの単価が下がります。

 

実際に発注すると、どんな感じ?

名刺を発注する際に、知っておかなければいけないことがあります。それは、名刺制作には印刷代以外に+αの料金が発生すると言うことです。例えば、完成した名刺は、発送しなければならないので、送料が別途必要になります。ある業者では670円ほど必要となっています。他にも、名刺に特別な加工を施したり、ケースに入れて納品したりで別途費用が発生する場合があります。

実際に発注すると、見積もりに関する連絡が来ます。名刺のデザインをどちらが制作するかで見積は大きく変わってきます。データを入稿して制作する場合は、業者側でデータをチェック後、印刷されます。

そして、断裁や加工といった工程を経て、発送・納品されます。

この工程の間に、修正などが必要になった場合は、追加の費用が発生したり、納品までの時間が通常より長くかかってしまう場合もあります。業者によりますので、見積もりの確認と合わせてスケジュールや修正に対応できるデッドラインをきちんと確認しておいてください。

 

名刺発注をする際の事前確認とは?

名刺を発注するということは、個人事業主として活動されている方や名刺発注を仕事として請け負っている業者に依頼するわけです。しっかりとした依頼をしたいのであれば、相手のことをよく知らなければなりません。これまでの実績などが確認できるのであれば、依頼をする前に見ておきましょう。どれくらいの期日で発送され、どれくらいの値段で最終的に完成するのか、しっかりと確認しておかなければなりません。

 

初心者のための名刺発注の上手なコツ

名刺制作のコツ

もし、自分が作りたいと思っている名刺デザインがあれば、問い合わせの段階でできるだけ具体的に要望を伝え、満足できるものを作ってもらいましょう。もちろん、これといった希望のデザインがないのであれば、正直に伝えても問題ありません。

 

業者によっては、「こんな感じになりますよ」といった、商品のサンプルを送ってくれる場合もありますが、インターネットで検索すると、さまざまな名刺デザインが出てくるので、参考にして要望を伝えてみてください。

名刺は、文字が中心のものもあれば、画像を組み合わせものなどさまざまです。自分の好みや仕事の内容などに応じて、色・レイアウト・掲載要素を検討し、どのようなものを1枚の名刺に取り入れていくのかを決定しましょう。

 

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編集可能な名詞テンプレートは、デザイン案を求めるクライアントの中でも最も多い案件の1つです。しかし、どんな依頼であれ、デザインを編集する技術やソフトウェアがないと制作することは難しいでしょう。 大抵のクライアントはデザインだけを求めているわけではなく、名前や連絡先を編集できる名刺のデザインを望んでいます。編集可能な形式にする1つの方法は、Adobe IllustratorかPhotoshopでデザインを制作してPDFで保存。そしてAdobe Acrobatを使ってそのPDFフォームに編集可能なテキストフィールドを加えるというやり方です。この方法で制作した名刺テンプレートなら、クライアントはAdobe Readerでテキストを編集できます。 99designsではデザイン譲渡の際、必ず編集可能なオリジナルファイルを納品しなければなりません。今回ご紹介するPDF形式の編集可能ファイルなら、クライアントは簡単に編集操作ができるため、クライアントの期待に十分応えられます。それでは、7ステップのチュートリアルに従って編集可能なPDF名刺テンプレートを作ってみましょう。 ステップ1 Illustrator、Photoshop、InDesignのいずれかでデザインを作成 サイズはアメリカで標準的な名刺サイズとなる3.5×2インチ(日本の標準サイズは91ミリ×55ミリ)で、断裁のために1/8インチの塗り足し部分を設定。 ここでは、名刺テンプレートのデザインを作成するためにAdobe Illustratorを使用しています。デザイン作成時、フォントは慎重に選択しましょう。クライアントがすでに持っている同一フォントか、持っていないフォントでもクライアントが気に入って、自ら購入してもらえるようなフォントを使いましょう。デザインをテンプレートに移す際、テキストレイヤーは非表示にしておきます。後ほどAdobe Acrobatで編集可能なテキストフィールドとしてテキストレイヤーを加えるからです。 ステップ2 PDFファイルでデザインを保存 ステップ3 保存したPDFファイルをAdobe Acrobat Proで開き、テキストフィールドを追加 Adobe Acrobatで保存したPDFファイルを開きます。名前と連絡先を記入するテキストフィールドを名刺テンプレートに加えますので、以下の手順で進めてください。(1)「ツール」>(2)「フォーム」>(3)「作成」>(4)「既存ドキュメントから」>(5)「現在のドキュメント」>(6)「継続」 ここでは、名刺テンプレートに7つのテキストフィールドを加えます。 続いて(1)「タスクパネル」>(2)「新しいフィールドを追加」>(3)「テキストフィールド」とクリックしていきます。(4)マウスをクリックしてドラッグし、テキストボックスを希望サイズに調整をします。まとめて1つの大きなテキストフィールドにせず、1行につき1つのテキストフィールドを作成すれば、クライアントが関連情報を手間なく追加できます。 ステップ4 テキストフィールドのプロパティを設定 テキストフィールド内の文字サイズ、フォントを設定するために、各テキストフィールドをダブルクリックし、出現したプロパティに従って設定してください。今回は「名前」のテキストフィールドで、フォントをHelvetica Bold、サイズを16に設定。その他のテキストフィールドでは、サイズを9にしています。また、各テキストフィールドの設定が勝手に変わらないように「ロック」にチェックを入れています。 ステップ5 編集可能なテンプレートとして保存 次に、PDFフォームに名刺テンプレートを設定します。そうすればクライアントはAdobe Readerでテキストを編集することができます。以下の手順で進めてください。「ファイル」>「その他で保存」>「Reader 拡張機能が有効なPDF」>「追加機能(フォームの記入、保存を含む)を有効にする」>「PDFで保存」 ステップ6 テンプレートの編集を試して、クライアントに送信 次に、Adobe ReaderでPDFフォームを開き、テキストフィールド内の連絡先情報が編集可能かどうか試します。大抵のクライアントはAdobe Readerを持っているはずですが、もし持っていなければ、無料でダウンロードできると伝えてあげましょう。PDFテンプレートの連絡先情報を編集できるか確認したら、保存してプリンターにデータ送信します。これで、いつでもこのPDFドキュメントのテキストは編集できます。 ステップ7 印刷の準備 プリントショップの中には、デザイナーにシート状になった名刺デザインのデータファイルで持ってきてもらって印刷するショップもあります。 大抵のプリンターなら見開きの名刺デザインPDFファイルを印刷できます。印刷する時は名刺デザインを格子状にそろえて、両面対応の用紙で印刷します。その後1枚ずつ切り分けていきます。 この作業をセットアップ費用として請求するショップもあります。その料金分を自分でやってしまいたいなら、自らセットアップすることも可能です。見開きのPDFシートに格子状に並べます。表面、裏面がそれぞれ表示され、断裁スペースもあるか忘れずに確認してください。 編集可能なPDF名刺テンプレートの作成について、質問やアドバイスがあれば、ぜひコメントをしてシェアしてください!

シンプルデザインの名刺を作成する具体的なテクニック
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シンプルデザインの名刺を作成する具体的なテクニック

世の中にはさまざまな名刺がありますが、カラフルな色の入った名刺よりも「シンプルなデザインの名刺の方が良い」という方も多いのではないでしょうか。 名前や住所や電話番号など、必要な情報はしっかりと載せることができるので、名刺としての機能も十分に果たすことができます。シンプルな名刺は、文字がきちんと浮き上がるので、渡した相手に対しても、しっかりと自分を伝えることができます。 名刺作成においてシンプルとは何か? シンプルな名刺とは、必要最低限の情報のみが入っている名刺といえます。名刺には名前や住所などさまざまな情報を載せますが、情報が多いほど枠の中に収まらなくなり、どの情報を伝えたいのか分からなくなってしまいます。 そんな時、背景色など考えずに、まず伝えるべき要素を文字だけで配置しまましょう。名前は、住所、メールアドレスなど、最も重要なことを先に決めてしまうことがシンプルな名刺を作成するうえで大切です。一方、シンプルすぎてしまった場合で気になる方は、薄い背景色を後から追加すれば良いのです。 自分が思うシンプルをアウトプットする シンプルな名刺を、実際に考えてみましょう。どのような名刺をイメージしますか?背景色が白で黒い文字が書かれているものが頭の中に浮かんでくる方もいるのではないでしょうか。 そこに会社のロゴを加えてください。ロゴを1つ入れるだけで、名刺のイメージは大きく変わります。ロゴがないという方は、自分の仕事を象徴する絵柄、連想させるイラストなどを取り入れてみましょう。名刺を見るだけで、あなたが何をやっているのか分かる絵柄だと尚良しです。ロゴや絵柄を取り入れることは、シンプルでありながらも、相手に覚えてもらえる可能性の高い名刺になります。 シンプルデザインの名刺を考える では、頭に思い浮かんだイメージを、実際に業者に発注をする際にはどうしたらいいでしょう?その場合は、さらに情報を選定して具体的にします。業者にどのようなことに伝えれば、自分の望む名刺が作成してもらえるのかを検討しなければなりません。 つまり、情報を「どこに」「どう」配置するのかを決める必要があります。文字1つとってみても、名前や住所などさまざまな文字要素が入っています。何を優先してどこにどう配置・表現するのかを決めなければなりません。また、位置だけでなく、どれくらいのサイズにするのかを忘れてはいけません。 例えば、名前は一番大きく強調し、住所は小さいサイズの文字にするのか、それとも名前も住所も同じサイズの文字にするのかなど……考えることはたくさんあります。文字サイズによって、印象は大きく変わりますので、他のものを参考にしてしっかりと決定していきましょう。 シンプルな名刺を作成するための発注のコツ シンプルな名刺を作成するのが得意な業者がいるので、インターネットで調べてみてください。文字が特徴的で、色のデザインも見たことがないような名刺制作が得意な業者もいるでしょう。そのような業者は、シンプルなデザインが苦手な場合もあるので、得意分野を調べたり、実際に相談して選定しましょう。 シンプルな名刺は、場所を選ばずさまざまな場面で利用することができます。背景色が白のものを選択すれば、清潔感もあり好印象を与えることができます。絵柄や背景色を取り入れることが、必ずしも良いというわけではありません。初めて作る方、悩んでしまった方は、シンプルなデザインを検討してみてはいかがでしょうか。

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印刷に適した名刺を制作するための7つのヒント

名刺のデザインは、クライアントのロゴと連絡先をドキュメント上にサッと配置して、印刷会社に送ってしまえば済むというような単純なものではありません。名刺を制作する際には、考慮しなければいけない点がたくさんあります。その内容は、デザインやクライアント、そして印刷会社に応じて変わります。 案件ごとに仕様は少しずつ異なるとはいえ、印刷に適した基本の名刺を制作するには、デザイナーがクリアしておかなければいけない最低限の条件があります。クライアントに最終ファイルを納品する前に、次の質問をご自身に投げかけてみましょう。 今回の案件でクライアントから提示された仕様はどのようなものか? デザインには、どのアプリケーション(ソフトウェア)を使うべきか? ドキュメントのカラーモードはCMYKに設定しているか? 裁ち落としは正しく設定しているか? デザイン内のすべての画像を適切に使用しているか? フォントはライセンス上許可されたものを使用しているか? すべての形式でファイルを保存しているか? このような基本的な条件を満たしておくことは、大幅な時間の節約になりますし、印刷時の技術的な問題の発生を避けることにも役立ちます。それでは、もう少し詳しくご説明していきましょう。 1.今回の案件でクライアントから提示された仕様はどのようなものか? デザイナーが毎回考慮しなければいけない制約には、これだけがすべてではありませんが、次のようなものが挙げられます。 クライアントの予算 クライアントのブランディング及びスタイル 指定の印刷会社 インクや紙を含む、指定の印刷関連用品 初めからこれらを明らかにしておくのがベストですが、特に、クライアントがどの印刷会社を使用するかについては把握しておいた方が良いでしょう。色々な印刷会社があり、それぞれ仕様が異なります。ですから仕様を調べ、それに応じてデザインを調整することが重要です。 ビスタプリントやMooといった印刷会社は、名刺のテンプレートを公開し、ウェブサイトからダウンロードできるようにしているので、それぞれの仕様に合ったデザインを簡単に行うことができます。名刺のデザインをする時には初めからこれらのテンプレートを使うのが理想的です。残念ながら、クライアントの多くは事前に印刷会社を選んでいないため、そういったことはできるだけ早い段階で決めてもらえるように頼んでみることをお勧めします。 その間に次に挙げる条件を満たしておけば、後日クライアントが印刷会社を決めた時も、簡単にその会社の仕様に合わせることができます。クライアントから依頼がない限りは、エンジン全開で12時間もかけ、金メッキを施し型抜き加工をした上に、プラスチック素材に印刷することを想定した、手の込んだ名刺をデザインするようなことはやめておいた方がよいでしょう。最も安全なのは、紙に印刷する、基本的な両面カラーの名刺でデザインを始めることです。 2.デザインには、どのアプリケーション(ソフトウェア)を使うべきか? 名刺のデザインは、ベクター形式、ラスター形式のどちらでも行うことができますが、いずれにしても正しい方法で行うことが大事です。どちらの形式を選ぶとしても、ビスタプリントやMooのような印刷会社の多くは、ベクター形式、ラスター形式、両方のテンプレートを公開し、ウェブサイトからダウンロードできるようにしています。 ベクター形式 を採用するならばadobe InDesignまたはadobe Illustratorを使いましょう。 ラスター形式を採用するならばadobe Photoshopを使い、ドキュメントの解像度は300DPIに設定しましょう。 3.ドキュメントのカラーモードはCMYKに設定しているか? CMYKカラーモードは、名刺などの印刷物のデザインに用いられます。推奨アプリケーションの多くで、デフォルトのカラーモードとして設定されていますが、毎回必ず確認を行い、ドキュメントのカラーモードがRGBでなくCMYKであることを確認してください。 3種類の異なるアプリケーションで、ドキュメントのカラーモードがCMYKになっているかを確認する方法をお教えしましょう。以下の通りに進むと現れるカラーモードの設定で確認できます。 Photoshop:   イメージ > モード > CMYKカラー  Illustrator:  ファイル > ドキュメントのカラーモード > CMYKカラー InDesign:  編集 > カラー設定(設定画面がポップアップしたら、オプションのボタンをクリックして、 CMYKにチェックが入っていることを確認してください) 4.裁ち落としは正しく設定しているか? こちらの例では、MOOのウェブサイトから、adobe Illustrator用の名刺のテンプレートをダウンロードしています。表面用と裏面用それぞれのファイルが入っています。 テンプレートを見れば、名刺用のファイルの基本的な構成要素がどんなものかよく分かるようになっていますが、もう少し詳しく説明しましょう。 安全エリア(オレンジ色の線で囲まれた部分)とは、印刷した時に切れないように、すべての文字と図形を収めておくべき領域です。 トリム (黒色の点線)とは、これに沿って機械が名刺をカットする線のことです。…

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