メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

九州新幹線の博多−熊本を再開へ 23日に試験

復旧作業が続く九州新幹線=熊本市西区で2016年4月19日午前11時21分、三村政司撮影

新玉名−熊本で落下の防音壁工事、22日までに終了見通し

 JR九州(福岡市)は21日、熊本地震の影響で運休が続く九州新幹線の博多−熊本間を、新水俣−鹿児島中央間に続いて運行再開させることを明らかにした。新玉名−熊本間で落下した防音壁などの応急復旧工事を22日までに終える見通しで、23日にも試験列車を走らせる。

 同社の津高守・安全創造部長らが福岡市内で記者会見し、明らかにした。津高部長は博多−熊本間の再開時期について明確にできないとしたが、安全が確認できれば速やかに運行再開させる考えで、早ければ23日の試験運行直後から再開する可能性もある。ただ再開しても、活用できる車両が少ないため本数を減らして運行し、新玉名−熊本間については安全のため徐行運転する見通し。

 九州新幹線は、熊本地震の影響で14日夜から博多−鹿児島中央間の全線で運行を見合わせたが、20日に新水俣−鹿児島中央間で部分的に運行再開。今後、博多−熊本間が再開し、残る熊本−新水俣間も再開すれば全線での運行再開となる。しかし、熊本駅近くで脱線した回送列車(6両編成)の撤去作業完了時期が見通せないことなどから、熊本−新水俣間の再開のめどは立っていない。【神崎修一】

あわせて読みたい

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 猫カフェ 62匹中44匹病気…都が全国初の業務停止命令
  2. 「あほ」連発 懲りずに?足立議員 なおも民進党批判
  3. 三菱自 朝方は売り注文殺到 日産は上昇
  4. 世界の雑記帳 英空港の探知犬チーム、発見物はチーズやソーセージばかり
  5. 熊本地震 血栓防止の簡易ベッド 段ボール会社が提供

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]