最近、北条かやというライターさんが話題だ。
当初ははてなでブログを書いていて、社会学者っぽい路線で「キャバ嬢の社会学 」という本を出してデビュー。
しかし、ここ最近は「こじらせ女子の日常」という本を出し、『こじらせ女子』して売り出している。(それ以前に、そのポジションにいた雨宮まみさんのファン達はあまりの偽物感に激怒しているが、それはまた別のお話)
ただ、こじらせ女子のと名乗るだけあって病み具合は尋常じゃないようだ。
今こうして、批判を受けながらも文章を書いているのは、他にできる仕事がないから。コンビニバイトもしたが、覚えが悪くてパニックになり倒れた。会社員時代は人目が異常に気になり、女性ホルモンのバランスが崩れ、体内が更年期障害状態になった。更年期障害になると、若いのに下腹が出る。私は過激なダイエットを繰り返し、朝昼晩と異常な摂食行動を繰り返していた。会社の屋上で昼飯を噛んでは吐き出し、ビニール袋に捨てていた。通勤中もやっていた。
社会性がない私には、自分の頭の中を吐露できる「物書き」が、最後の仕事に思えたものだ。
私は10代の頃から、病むたびに文章で立ち上がってきた。一方でややこしいのは、文章によって精神疾患に陥ることもある、ということだ。今も衝動的な自傷行為や、自死願望がときおり襲ってくる。私は、ハタからみれば「病人」だろう。24時間、誰かがそばにいないと自死願望が抑えられない。親からも異常だと言われているような、壊れた人間だ。近所の人には言えないそうだ。
個人的には消化不良なことが1つある。
と言うのは、彼女は「オスカープロモーション」のタレントさんでもある。
http://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/82381
オスカータレントの彼女がなぜ突き抜けられない?
だから、僕の分析としては
「女で、小型の、古市憲寿。」
→若手(ゆえに、中身の薄い)社会学者キャラつながり。
「スケールダウンしたはあちゅう。」
→酷評されるのに、美人だから根強いファンに売れる作家つながり。
→中身が無いのに、売れて本が出続ける裏方でモテモテな女性作家つながり。
というのが北条かやの評価だった。
要は「若くて美人だから売れてるけど、二番煎じだから突き抜けきれない」という印象だった。
実際、お写真見ればわかるけど、病んでてかわいいよ??
文科系で、幸の薄そうな感じが「あーこういう子ってニーズあるんだろうな…」って感じがするよ…。
出典:21世紀の女子解放論 もっともっと、気持ちいい毎日を 第3回 北条かや
テレビっ子や、共学に通学中の高校生・大学生に「これで美人?」と疑問の声を呈する人がいるかもしれない。
でも、オタクや、(特にネット上の)書き物の世界は若い女性が絶対的に不足してるから、極端に太ってないこと・自分に合わない化粧を避けていることさえ守れば、美人なんです。
はっきり言います。
女性のブロガーに顔を出されたら、男のブロガーは10倍の人気と実力でねじ伏せないと、勝てません。
ついでに言えば、恋愛やピンクな商売の話なんかされた日には、もう…殆どの男は勝てない。(そして、大学卒業するまでに大体の女性は男性経験するから、恋愛の話のできない女なんか、いない。)
もう、ゲス女というジャンルまでできあがって、大した経験もないのに恋愛の達人みたいな顔をして、男をディスる恋愛ブロガーが次々とウェブメディアに進出したり、本を出したりしている。
参照:ゲス女はなぜ、ディスりたくなる男にばかり出会ってはくだを巻いているのだろうか?
しょっぱなに「キャバ嬢の社会学」でデビューした彼女は、「最も売れること」を順当にやってるんだよ…。
でも、病んでしまっている。
…なんでだろう?
女性ブロガー/ライターに「文章だけできる」人はいない
はてな女子やブロガーとして有名な女性はだいたいエリートだ。
外資系OL出身のちきりんやトイアンナ。
港区でOLしてるというアオヤギミホコ、
恵比寿でOLしてるというはせおやさい。
(ここに、勝間和代も加えたい気持ちだが…入れるべきかな?)
結局のところ、女性でブログを書き続けたり、ライターデビューできる人はだいたい「エリート」なんだよ。
エリートじゃなかったら、港区のイケイケな企業についていけるIT業界人。少なくとも、病んでて動けないような人は女性の場合はブログでは「精神的リストカット」になるからやらない。
文章能力だけカンストしてるけど、生死をさまような生活を送ってる人気女性ブロガーって「はしごたん」と「ひきこもり女子いろいろえっち」の人ぐらいじゃないか?(しかも、ひきこもりいろいろ…の人はブログやめちゃったし…。)
男なら色々いる。
まず、僕はブラック企業で仕事に挫折して躁うつ病で動けなくなった。
「ぐるりみち」のけいろーさんも、今でこそライター業として生計を立ててるけど、大企業から逃げて無職生活をしばらく続けてたし…。
初代はてなアイドルである有村悠さんも…同人作家やライターの仕事こそしてたけど、かなり貧しかったようで友達からお金を借りたり、口座を晒したり、かなりすごいことをしてた。
あと、小粒で良ければ、宮森はやと・ヤルキメデスも「社会的にまとも」ではない。
…要は、はてな的なブロガーの中でも男性に限って言えば、「社会的に成功していない人」もそこそこいる。
いや、はっきり言ってしまえば、「(はてなの)人気ブロガー」って、岩崎夏海ことハックルさんとヒトデ祭りだけかもしれない。
あ、でも、あいつらじゃ全然ダメだわ。
港区のOLの方が絶対偉いわ。50メートル先から登場した時に放たれる後光で、負けるわ。少なくとも、俺は港区に入っただけで体調不良起こすわww
…いや、昔のはてなにも
・精神科医
・ カリスマ編集者・業界人
・ITの先駆的なエンジニア
といったエリートな男もいたぞ?この人達なら、港区のOLの首輪をつけてケツを叩くのが仕事だったりするから…「下」ではないはず。
でも、ここ10年のインターネットはそうじゃない男ばっかりが人気がでてる。
なんでこうなったんだろう?
女性はネットに現実逃避させてもらえない
男って「ダメになったらとことんダメになってやる」みたいな開き直りができる。
現実逃避をしてインターネットライフを楽しんでいることが、ある時に現実と一致する…と愚かなほど信じていられる。
これは 「スクールカースト」の考え方が男と女で違うから、姿勢の違いが生じる。
男はオタクであることを貫いていると時代が回ってきてスクールカーストの輪に入れることもある。…だから、「オタクになる」のは処世術の1つだ。
男の場合、コミュニケーションが苦手なら、流行が巡り巡ってきた時・体育の授業など学校で得意分野を扱ってる時に上手く輪に入り込むようにすればいいので、「オタクだから」「学校の部活に入ってないから」ではなく、脇道にそれていてもいいのだ。
実際、僕みたいなボンクラがアラサーの勤め人や、早稲田・東大の学生ブロガーを教える日が4年の歳月を経て来た。男の場合、そうやってスクールカーストもモテも克服できてしまう。
でも、女性の場合は…それができない。
…スクールカーストで言えば、「男友達の中にしかいられない女の子」は女子の間ではスクールカーストが低い。
小中学校ぐらいならいい。
でも、高校以降に「男友達しかいない」ポジに回ると、男からも疎まれたり、男からも「女であることを期待されたり」してしんどくなる。
インターネットでの女性、書き物の世界での女性は男だらけの中で女を名乗ったり、顔を出す分「モテる」。だけど、「女であること」を期待されることに耐えられない人は病んでしまう。
だから、現実で女ができない人はネットでもしんどく、ヘタしたら病んでしまう。
男みたいに
「ゲームオタクだったのに、パソコンオタクだったのに、ある日突然学校で流行ったからヒーローになれた。現実逃避してていいんだ」
「スポーツを極めてたら、体育の時間のある種目だけヒーローになれた」
みたいなパターンはない。
なんでもできるから文章もできる…という女がいつものように勝つ。
巨人軍は勝って当たり前。勝つからこそ巨人軍。面白ければ許される阪神タイガースとはわけが違う!!
そして、それは男の何十倍も覚悟を決めないと無理だし、男のそれよりもメンタルがタフじゃないとできない!!
北条かやさんは、その辺のメンタルがないなら、女性でネットとつながった文章の仕事・ブログやnoteで稼いでいくキャラは本当にやめたほうがいい。
それで続いたやつ、幸せになったやつはいない。
結局勝つのは「港区でOLができるやつ」なんだ。
男はネットに来ちゃった時点で負け組であり、現実逃避という道を選んだジャンキーだ。だから、勝負に現実の関与が薄くなるからこそ勝算がちょっと残ってる。
でも、女性にとってネットは現実の延長だ。
だから、現実で病んだ人がネットで戦っても病むんだよ…。
特に、ブログを含めた自己表現の世界ではね…。
あ、これは多分正しい。首都高走ってると、港区だけ車種がおかしいから多分正しい。(あと、運転マナーが悪いのも港区…特に夜はね)
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逆に、ネットに完璧に最適化されつくしているのははあちゅうさんなんだよなぁ…。
でも、彼女って現実もできてるからネットでも強いというネット民があんまり好きじゃないタイプのプレーヤーなんだよなぁ…。
ブログ/書き物の世界では女性は現実逃避できないから結局は港区でOLできる人が勝つ|三沢文也|note
もうちょっとシンプルかつ切り取りやすいようにnoteに、自分のツイートをまとめておきました。