入院患者を熊本から県外の医療機関に搬送
地震の影響で、熊本県内の一部の医療機関は、建物への被害や断水などのため、入院患者を県外に搬送していて、16日は400人余りの患者が福岡県などの医療機関に転院しました。
このうち福岡県広川町の姫野病院には、16日夕方、震度6強を観測した熊本県大津町にある病院から、患者およそ110人がバスや自衛隊の車などで搬送されました。
患者たちは医師や自衛隊の隊員などに抱きかかえられながら車を降り、車いすを使うなどしながら病室に向かいました。
熊本県によりますと、地震の影響で県内の医療機関の入院患者400人余りが、16日に福岡県、佐賀県、それに宮崎県などの医療機関に転院したということです。
姫野病院では、使用していなかった部屋などを使って、地震が落ち着くまでの間、患者の治療などに当たるということです。
姫野病院の姫野信吉理事長は「東日本大震災のときに、地域が災害によってどれだけ大変な思いをするのか実感しました。困ったときはお互い様なので、熊本の病院が再建するまでの間、しっかり対応したい」と話していました。
熊本県によりますと、県外の医療機関への転院は15日から始まっていて、17日以降も、人工透析を受けている患者少なくとも110人が転院する見込みだということです。
患者たちは医師や自衛隊の隊員などに抱きかかえられながら車を降り、車いすを使うなどしながら病室に向かいました。
熊本県によりますと、地震の影響で県内の医療機関の入院患者400人余りが、16日に福岡県、佐賀県、それに宮崎県などの医療機関に転院したということです。
姫野病院では、使用していなかった部屋などを使って、地震が落ち着くまでの間、患者の治療などに当たるということです。
姫野病院の姫野信吉理事長は「東日本大震災のときに、地域が災害によってどれだけ大変な思いをするのか実感しました。困ったときはお互い様なので、熊本の病院が再建するまでの間、しっかり対応したい」と話していました。
熊本県によりますと、県外の医療機関への転院は15日から始まっていて、17日以降も、人工透析を受けている患者少なくとも110人が転院する見込みだということです。