熊本と大分 12市町村17万人に避難指示・勧告

熊本と大分 12市町村17万人に避難指示・勧告
熊本県と大分県では地震の影響で地盤が緩み、今後の雨で土砂災害や川が氾濫するおそれがあるなどとして、12の市町村のおよそ17万人に避難指示や勧告が出されています。
避難指示が出されているのは、熊本県西原村のおよそ40世帯120人と、南阿蘇村の黒川地区の270人、立野地区の146人、新所地区の113人の合わせて529人です。
また、避難勧告が出ているのは、八代市の1万905世帯2万5433人、宇城市のおよそ9500世帯2万4500人、阿蘇市の1067世帯2976人、甲佐町全域の4299世帯1万1028人、美里町の4262世帯1万750人、小国町全域の3083世帯7477人、南小国町のおよそ1700世帯4500人です。
このほか、2つの自治体では、16日未明に発生した地震のあとに出された避難勧告が続いていて、菊池市全域のおよそ1万8000世帯4万9000人余り、大津町全域のおよそ1万3000世帯、3万3500人に避難勧告が出ています。

大分県では、中津市の耶馬溪町深瀬地区の16世帯27人に避難勧告が出されているほか、避難準備情報が豊後大野市の全域の1万6400世帯3万8400人、竹田市の全域の1万463世帯2万3114人、由布市の湯布院町の5284世帯1万880人に出されています。