阿蘇神社の楼門全壊
16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。熊本県警阿蘇署などによると、阿蘇神社(阿蘇市)の楼門(国重要文化財)と拝殿が全壊した。日本三大楼門の一つとされる。
本社機で上空から、拝殿と楼門が折り重なるように倒れているのが確認できた。現在の阿蘇神社の社殿は江戸時代の1835〜1850年に建てられたとされる。
神社は肥後一の宮として、地元のシンボル的存在で「火振り神事」でも知られる。【志村一也】