僕はブログを含め複数のwebメディアを運営してますが、それぞれのwebメディアを作るうえで必ず考えている事があります。
それは、
どんな人が、どういう事で困っていて、どういう情報があると解決するのか。
という事です。
メディア作りの基本は人の困ったを助ける事
簡単に言うと困った人を助けるためのwebメディアという事になります。
ざっくり言うとそんな感じなのですが、それだと掲示板とかのメディアでも解決できますよね。
しかし掲示板では意味がありません。
掲示板メディアだとNAVERまとめやYahoo知恵袋には勝てないからです。
勝てる見込みがないメディアを作ってもダメなんです。
これからメディアを育てていくのであればそういった既存メディアよりも検索結果で上位表示されるようにしなければいけません。
そうなれば必然的にニッチで尚且つロングテールの市場やキーワードを中心としたメディアがベターだと考えるからです。
そういう市場をベースとして人々が困っている事や悩んでいる事を見つけ解決方法を書いておく。
そういうメディアだから濃い内容のメディアにしていけます。
スマホアプリ時代の流れに負けないメディア作り
「困った事」や「悩み」を中心にメディア展開するのにはもう一つ理由があります。
それはスマホアプリ対策です。
昨今、iphoneやandroidなどのスマホの普及によりアプリ利用者が爆発的に伸びています。
僕も毎日スマホを利用しています。ゲームもやってるし、スケジュール管理もスマホです。
SmartNews(スマートニュース)やGunosy(グノシー)と言ったニュースアプリも人気ですよね。CMも結構やってたし。
僕も数ヶ月前にようやくGunosyをインストールしました(笑)
こういうアプリが便利で人気なのが昨今のスマホ業界です。
だから企業はこぞって新しいアプリをリリースしてユーザーの囲い込みを考えています。
そんな企業に対して僕がwebメディアで勝負するにはアプリでは解決できない部分を攻めなければいけません。
それが「人の悩みや問題、トラブル」という項目なのです。
今のアプリってゲーム系や便利ツール系などがよく利用されています。
これらって、暇つぶしであったり、仕事や生活の改善であったりする事がほとんどです。
過去の経験を思い出しても解ると思いますが、自分自身の問題やトラブルが発生した時にアプリで解決しようという発想にはならないのです。
例えば、今まで経験してこなかった症状が発生して体に違和感がでた場合、アプリを探してインストールして起動して中身を見るという行動はとりません。
しかも、そのアプリで悩みが解決できるかも判らないのに確認できるまでのステップが多すぎます。
それに比べてwebメディアだとgoogleで検索してタイトルと説明文を読めば当たりは付けられます。目的の情報を手に入れるまでのステップが圧倒的に短い。
だからトラブルが発生した時にはアプリよりもwebで解決しようとする人が多いんですよね。
これこそがまさにアプリ対策。
webメディアがアプリと闘う方法なんです。
これを無視するとアプリにユーザーを持って行かれます。
webゲームやweb上のツールなんかは典型的な例ですよね。
ゲームやツールはどんどんアプリにユーザーが流れていくんですよ。だってアプリの方が便利ですもん(笑)
この先もこの流れは止まらないでしょうね。
アプリでは解決できない事をメディアとして提供する。
これがこの先もwebメディアの生き残る道であり、個人や弱小企業がメディアを作るなら外せない考え方なのです。