ここのところ夢についての記事を書くことが増えました。今日は大人と関わることで将来のビジョンが明確になるという話をしつつ、少しだけ私の夢を語ろうと思います。
今の中高生は夢がない?
私が最も危惧しているのが、若者の夢離れ。
前年度の暮れ、学校で中3アンケートという自己PRシートを書く機会がありました。
将来、なりたい仕事を書いてください(複数回答可)って欄、もらって一瞬で「作家、ライター、文筆家、エッセイスト、とにかくものを書く仕事」って書けてしまった。
— 西村純(にしすー)@カリスマJKブロガー (@nisi_su_) 2016年3月13日
私はこのように一瞬で記入できたのだけど、他の人はそうでもなかったようで、提出日の朝はシートとにらめっこしているクラスメイトの姿があちこちに見受けられましたね。
何人かに話しかけてみたけど、「なりたいものとか自分の長所とかわからないからテキトーに書いた」という人も多かったです。
これが就活の自己PRだったらと思うと、ゾッとしますよ。
学校で夢を語ってもキョトンとされる
私はとにかく中高生に夢を与えたいんです。夢を考えるきっかけになりたい。
学校で夢について語ってると浮くんですよ。はっきり言って。
「あーうん、すごいね… 私には無理だわ(引き気味」みたいな反応です。「かっこいい!」と言ってくれる人はごくわずか。
だから、学校以外で語るしかないんですよね。私の場合はそれがたまたまネットでしたが。
なんで夢がないの?
私の通う有名私立中高一貫校は県有数の進学校で、コンスタントに東京大学や国立大学医学部に卒業生を輩出しています。
勉強する学校。先生方はそう言います。だけど、夢もなくやみくもに勉強するのは違うというのが私の持論。
事実、割とみんな勉強ばかりしていて、成績がいい人でも夢がなかったりするんですよ。夢=医者というイメージが大きいからというのもあるんでしょうね。そこが進学校の悪いところなのかなと思います。
あと、選択肢を知らないから選べないという問題があります。 選択肢を知らなければ、選ぶにも選びようがありません。
また、既存の選択肢を知っていれば、新たな選択肢を生み出すこともできます。
知らなければ可能性もクソもありません。
将来に興味がない?
もしかしたら、将来に興味がないのかも。遠い遠い未来のことだと思っている。数年後の自分がイメージできない。
やっぱり、大人と出会ってほしい。大学生くらいの3つ4つ上の人に。就活生に。働き始めの社会人に。キャリアを積んだベテランに。
まあ、仕事の話なんかしなくていいんですよ。
ネット上でいいから、フォローするでもリプライを飛ばすでもしてみてほしい。なんだったら、私に言ってもらえれば面白い人を紹介しますw
私の通う学校では講演会を頻繁に行っていますが、あれが効果あるのは一部の人間だけ。大半は話半分に聞き流しているか、寝ているかのどちらかです。
残念ながら、生徒側から見た現実はこっち。いくら感想文でそれっぽいことを書いていても、テキトーに仕上げてるだけですからね。
だからこそ、一対一で話したりやりとりをするような場が欲しい。
夢=職業ではない!夢=やりたいことだ!!
夢=職業というイメージがついてしまっているのも問題だと思います。
個人的には、なりたい職業を訊くよりやりたいことや実現したい夢を訊いて欲しかった。
— 西村純(にしすー)@カリスマJKブロガー (@nisi_su_) 2016年3月13日
このブログでは何度も言っていることになりますが、大事なのは何になりたいかより何をやりたいかです。
何になりたいかなんて手段でしかない。手段よりも目的のほうが何万倍も大事です。
目的さえ見失わなければ、たとえ1つ目の手段でうまくいかなくても、手を変え品を変え新たな戦略を考えだせます。いくらでも軌道修正できます。
失敗したって、「最終的に目的さえ果たせればいいんだから」とポジティブに考えられます。
目的の手段化が一番怖いんですよ。
たとえば、お医者さんになりたい人がいたとしましょう。
お医者さんって、人の命を救うためのお仕事ですよね。だけど、人の命を救うなら他にもいろんな仕事があります。新薬の開発、危険な場所で作業してくれるロボットの開発、消防士に警察官。文章を書くことだって人の命を救えるかもしれない。
ね、手段なんていろいろあるでしょ。
「他の職業じゃなくて医者を選ぶ理由がないと医者になってはいけない!」とか言いたいわけではありません。医者になりたいならなりたいでいい。
だけど、他の可能性は考えましたか?他の手段は考えましたか?
考えたことがなかったなら、一度考えてみてください。
私も、文筆家という夢を見つけるまではいろいろ考えたものです。
プリキュア、お花屋さん、ケーキ屋さん、作家、医者、歌手、女優、弁護士、救急救命士、声優、臨床心理士、保健室の先生、大企業のOL、起業家、そして文筆家。
将来の夢として夢見たものを古い順に思い出す限り並べてみましたけど、なにこれ面白い。結構ブレブレですよね。ほんと、笑っちゃうくらいに。
これくらいブレていい。文系も理系も関係ない。
目的に沿って、どんな手段でその目的を実現できるか徹底的に調べてみてください。
そしたら、医者以外にもっとやりたいことが見つかるかもしれませんよ!
夢を見つけたいならいろんな人と関わるべし!
私が夢を持ったきっかけはTwitterだった。今は簡単に世界と繋がれるからね。繋がり方なんていくらでもある。 / #キニキャス キャス https://t.co/4YcAiWNtiS
— 西村純(にしすー)@カリスマJKブロガー (@nisi_su_) March 20, 2016
私が夢を持ったきっかけはツイッターでした。現状にもがき、苦しみながらも楽しそうに生きている大人たちを目の当たりにして、将来に希望を持てたことが始まりです。
今ではツイッターを通して多くの人と知り合い、お誘いを受けて一緒に企画をすることもあります。
多彩なプラットフォームを持つことは、精神的にも自分を楽にしてくれます。ひとつのコミュニティーでうまくいかなかったときに逃げ場となってくれるのです。
私のプラットフォームは学校のクラスをはじめ、生徒会、かるた、ブログ、ツイッター、ツイキャス、エステサロンなど。また、それぞれで専門分野を持っている人が多いので、様々な知識が集まります。Webデザイン、編集、文章、美容、恋愛、生き方、教養、かるた、勉学。刺激だらけの毎日です。
夢があるなら動け!
書きたい人は書いてるから、やがて書く場所がもらえるのに、何者でもない人ほど、先に場所を欲しがる。まずはブログを書け…!
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年3月18日
ほんとこれです。
先に場所を欲しがる人が多すぎる。まあ、私もその一人だったわけですが。
起業家になりたいって言ってた頃は、まず転校するところから始めないといけないって思ってましたねぇ。辞めなければいけないかどうかなんて、やってみないとわからないのに。
クリエイターになりたいなら、まずは何か作れよ!どっかで発信しろよ!と言いたい。
私は、ブログに書くことでいろんな企画にお誘いしていただいています。これを続けていけば仕事につながるのも全然夢じゃない。そう思っています。
まとめ
ある人が言ってくれました。
「にしすーの先陣切って活躍するスタイルに憧れてるんだ」って。
泣きましたよ。こんなの死ぬほど嬉しい。もう死んでもいいと思った。だけど、やることやってないから死ななかったw
こんな私でもかっこいいって思ってくれる人がいるんだってわかって、今はこの言葉が私の力です。
ロールモデルになって、誰かに夢を与えたい。憧れてるって言ってもらえる機会が増えて、より一層そう思えるようになった。
— 西村純(にしすー)@カリスマJKブロガー (@nisi_su_) March 20, 2016
ひつじのヒトコエ
私もこんな言葉をかけてあげられる人になりたい。